月刊ASNOVA市場

【フルハーネス義務化】概要とポイントを解説します!

【フルハーネス義務化】概要とポイントを解説します!   2022年1月2日から建設業においてはフルハーネス着用の義務化が開始されました。 2018年に安全帯に関する政令改正と省令改正が行われ、2019年2月1日から施行されています。 ※2022年1月1日までの期間は、切り替わるまでの猶予期間でした。 現在は完全に切り替わっているので、新しい規格のものを使っていない場合は懲罰対象となります。 今回のコラムでは、改正の概要やこれまでとの違いを解説いたします。 目次 フルハーネスとは? 義務化の背景 新規格と旧規格の違い フルハーネス型墜落制止用器具取扱特別教育とは? まとめ フルハーネスとは? フルハーネスとは墜落制止用器具の事です。 肩や腿(もも)、胸などを複数のベルトで構成するフルハーネスは、正しく使用することで、以下のようなメリットが存在します。 ・腰部、腿部、肩部で身体を支えているため、衝撃荷重が分散する ・墜落時の身体のすっぽ抜けのリスクが大幅に軽減できる ・複数ベルトで身体を支えているため、宙づり状態での被災者の負荷が軽減できる ・墜落制止時に体勢が直立に近いため、迅速な救助が可能となる フルハーネスには主にX型、Y型の2つの種類があり、業務内容や使用環境などを考慮していずれかのタイプを選定します。 X型フルハーネス X型は身体をしっかりと固定するため安定感があるスタンダードタイプ。 Y型フルハーネス Y型は腰道具などを充実させたい職人さんや鳶職の方などに好まれる、腰回りにベルトがもたつかないタイプ。 義務化の背景 高所作業は、建築現場や製造業、エネルギー産業などで日常的に行われています。 しかし、高所からの転落事例は少ない訳ではありません。 これを踏まえ、労働安全衛生法施行令(安衛令)において、以前から建設業などの2m以上の高所作業や、作業床や、作業床の端・開口部等に手すりや覆いなどの墜落防止措置が設置できない場合、労働者の墜落・転落を防止するための措置として安全帯が義務付けられたことが背景にあります。 新規格と旧規格の違い...

足場材のアンチとは?種類や特徴をご紹介!

足場材のアンチとは?種類や特徴をご紹介! 足場工事現場にて、高所作業を行う際は作業者が歩く通路や安全に作業を行う床が必要となります。 そこで、通路や床材として使用される足場資材が「アンチ」です。 アンチとは、踏板、布板、床付布板とも呼ばれ、足場内の作業用の通路などあらゆる床部分に敷かれている資材のため、よく目にする機会が多いでしょう。 アンチは長さや横幅によって種類が分かれており、これらを組み合わせることで様々な足場に対応可能となります。 以下ではアンチとはどのような用途の足場資材なのか、その種類や寸法、重さについてご紹介いたします。 目次 足場材のアンチとは? 「足場板」と「アンチ」は異なる足場資材 アンチの種類 アンチの重さ まとめ 足場材のアンチとは? 冒頭でお伝えしたように、アンチとは足場工事現場にて通路や床材として使用される足場資材のことです。 アンチという名前の由来は「アンチスリップメタル」というもので、鋼板に穴を空け、滑り止めが施されています。 アンチは、垂直に建てられている建地の間を腕木とともに水平方向につなげていくことで通路や床板として使用されます。 なお、現在はくさび式足場が主流になってきたこともあり、踏板を含めて布材をまとめてアンチと呼ばれることがあります。 「足場板」と「アンチ」は異なる足場資材 足場を組んだ時に通路や床板として使われる資材には、アンチ以外にも足場板が存在します。 ただし、足場板とアンチは異なる資材なのです。 足場板 足場板はスチール製やアルミ製の足場板が主流ですが、中には合板や杉の木の板が使われている場合もあります。 使用用途ですが、神社・仏閣・国宝などの改修修繕では、単管パイプなど金属製足場資材を使った足場が組めず、木材を使って足場を組む場合があります。 このような場合は、木製の足場資材を通路や作業床として使用することになるため、足場板が重宝されます。 アンチ(踏板) アンチは、鋼板に穴を空け、表面に凹凸を付けて滑り止めとして加工され、左右には建枠に引っ掛けるフックが付いています。 重量があり、頑強な造りとなっているので、大規模現場で使われることが多いです。 中にはメッシュ素材でできたアンチもあります。メッシュ素材は通気性がよく、雨水などが溜まる心配がありません。 また軽量なので楽に持ち運びが可能で、比較的狭い場所で使われることがあります。 戸建て住宅などの建築や外壁塗装の場面や時には高層建築工事などで使われることもあるため、アンチは頑強な造りであることが求められます。...

足場作業服のニッカポッカとは?安全性と快適さを両立する頼れる相棒!

足場作業服のニッカポッカとは?安全性と快適さを両立する頼れる相棒! 足場作業は、建築やメンテナンスなど、高所での作業を行う際に必要な作業です。 作業員は足場の組み立てや解体、建物の壁面の塗装や修繕など、様々な作業に取り組みます。 高所作業や屋外作業のような作業環境下で、作業員の安全性と快適さを確保するために重要な役割を果たすのが「ニッカポッカ」と呼ばれる足場作業服です。 今回は、そんなニッカポッカについて詳しく解説いたします! 目次 ニッカポッカの誕生と歴史の背景 ニッカポッカの特徴 ニッカポッカの代わりになる作業服 まとめ ニッカポッカの誕生と歴史の背景 ニッカポッカの誕生と歴史の背景には諸説ありますが、ここでは2つの説をご紹介いたします。 オランダ発祥説   18世紀末期にオランダ人が移民としてアメリカに渡った頃に穿いていた短ズボンが元だと言われています。 その短ズボンはブリーチズと言われ、アメリカに伝わり大量生産されるようになりました。 オランダ人の移民と子孫を指す「Knickerbockers」(ニッカーボッカー)という言葉があり、オランダ陣が穿いていたブリーチズをニッカーボッカーズと呼ぶようになりました。 それが現代では呼びやすいようにニッカポッカと呼ばれているようです。   スウェーデン発祥説   スウェーデンの作業着「Nikka」(短パン)とフィンランドの「Pukko」(ポケット)という言葉を組み合わせた名称が由来とされています。 元々は森林業者や農民などが利用する労働服として開発されました。 19世紀から20世紀初頭にかけて、北欧諸国では森林業や農業など、厳しい労働環境の中で働く人々のために、丈夫で動きやすい作業服の需要が高まっていました。 ニッカポッカは、そのような環境下でも耐久性があり、作業効率を向上させる優れたデザインとして広く受け入れられていたようです。 ニッカポッカの特徴 快適さと動きやすさの追求 ニッカポッカは、股下に余裕があるようなデザインにされています。 これにより、作業時に大きく足を開いたり、膝を曲げる事の調整が楽になり、作業中のストレスを軽減することで作業効率を向上や転倒等のリスクを軽減させます。 安全性の確保...

足場材のブラケットについて特徴や種類を解説!

足場材のブラケットについて特徴や種類を解説! 足場材のブラケットとは、建物や工事現場で使われる足場を組むときに使う部材です。 足場の柱と水平な足場材をつなぐための金属製の部材で、安定した作業スペースを作る場面で役立ちます。 ブラケットは、柱に固定して足場材を支えるように設計されていて、作業員の安全を守る為にも重要な役割を持っています。 今回はそんなブラケットについて解説していきます! 目次 ブラケットの特徴 ブラケットの種類 固定型ブラケット 伸縮式ブラケット 張出ブラケット ネットブラケット(クランプ式) 侵入防止ブラケット ブラケットの使い方 まとめ ブラケットの特徴 足場材のブラケットは、建築や工事現場で使用される足場を組み立てる際に重要な部材です。ブラケットは足場の柱(支柱)と水平な足場材(プランクやパイプなど)を接続するための部材で、これにより足場がしっかりと支持され、安定した作業スペースが構築されます。 一般的に、足場ブラケットは以下のような特徴があります。   材質 足場ブラケットは、耐久性のある金属(通常は鋼)やアルミニウムなどの強固な材料で作られています。 これにより、安全性と耐久性が確保されます。 軽量な素材で作られたブラケットもあり、その場合は持ち運びや組み立てが容易になります。   取付方法・調整機能 ブラケットは、足場の柱に取り付けるための穴やフックを備えています。これにより、ブラケットを柱に確実に固定できます。また、柱によってはクランプ式のブラケットも使用されることがあります。 また、組み立ての自由度が高く、作業現場に合わせて高さや躯体との間隔を細かく調整できます。   腕木との違い 腕木は、足場の柱(支柱)から水平方向に突き出したアーム状の部材です。...

単管クランプの種類と役割についてご紹介!

今回は建設現場などの足場工事関連で使用される「単管クランプ」に関して、種類と役割をご紹介いたします。 目次 単管クランプとは? 単管クランプの種類と役割 直交型クランプ(直交クランプ) 自在型クランプ 3連クランプ 単管クランプ以外のクランプ 鉄骨用クランプ(固定) 鉄骨用クランプ(自在) 防音パネル用養生クランプ 使用上の注意点 単管クランプとは? 単管クランプとは、単管パイプを使って足場を作る時に使用するクランプの事を指します。 主に単管を交差あるいは並行して緊結するときに使用する金具です。 単管クランプを締め付ける際には、インパクトドライバーやラチェットレンチが使用されます。 最後の締め付けにトルクレンチを使用する場合もあります。 よほど締め忘れなければ、クランプの緩みは生じるものではないですが、心配な場合は念の為にトルクレンチを使用して最終確認しましょう。 単管クランプは、単管パイプを緊結する際に柱を入れる穴と、締め付け用のナットがついているもので、鉄鋼用や木工用、色は金色や銀色のもので大別されますが、単管パイプの規格に合わせて様々な種類のクランプが存在します。 さまざまな形の足場の骨組みを強固し、安全を確保するためにも、どのような単管クランプが存在するのかを次でご紹介いたします。 単管クランプの種類と役割   直交型クランプ(直交クランプ) 最もよく使用されるクランプで、直交する鋼管の緊結のみに利用します。 鋼管の交差角度を90度に保持させる構造であり、角度が固定されているクランプなので「直角をキープできること」と「強度が強いこと」が特徴です。 引張強度は1500kg以上、許容荷重は500kgと非常に強固ですが、クランプ1個あたりの強度以前に、1スパンあたりの積載荷重が400kgと規制がされています。   自在型クランプ 単管パイプを好きな角度で繋げるように、単クランプが2つ連結して動く構造です。 接続部が動くため、自在に角度を変えることができて固定されないことが特徴です。...

安全性を高めた「次世代足場」について徹底解説!

枠組足場やくさび式足場、単管足場などの規格を安全面・施工面・管理面から全面的に洗い直した次世代規格の足場「次世代足場」。今回はこの「次世代足場」とは何なのか、特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。 次世代足場とは? 次世代足場とは、現在多くの工事現場で使用されている「くさび式足場」「単管足場」「枠組足場」などの規格を「安全面」・「管理面」・「施工面」から全体的に洗い出した次世代規格ともいえる足場です。 昨今の社会課題である、「労働力不足」・「安全性の低下」・「作業負担の軽減」を解決するために開発された経緯があります。 ▼次世代足場の種類  商品名 メーカー アルバトロス アルインコ株式会社 ファステック JFE機材フォーミング株式会社 東阪工業株式会社 ダーウィン 日建リース工業株式会社 ミレニューム アサヒ産業株式会社 Iqシステム 株式会社タカミヤ 光洋機械産業株式会社 SPS 信和株式会社 トビライン 株式会社三共 Final A type KRH株式会社 Lock series 平和技研株式会社...

枠組足場って何?特徴、メリット・デメリット、主要部材について紹介

枠組足場は、安全性が高く、騒音が少なく組み立てることができます。今回は、そんな枠組足場の特徴やメリット・デメリット、使用される主要部材についてご紹介します。 枠組足場の特徴 枠組足場は、足場工事現場の中で中高層案件によく使用されている種類の足場です。門型に溶接された建枠を中心として組み立てられます。枠組足場は、耐久性や強度が高いため、高層ビルやマンション等の工事で使用されています。原則高さ45mまで設置することができ、マンション14階〜15階建てまで対応することが可能です。また、枠組足場は作業員や資材の落下を防止するために、先行手摺や幅木、メッシュシートの設置が義務付けされています。 メリット・デメリット 枠組足場のメリット 高い耐久性 一つひとつの部材をしっかりと組み合わせるため耐久性に優れています。高さが出て不安定になりやすい高層の建物でも安定した状態を保つことが出来ます。 組み立てが簡単 部材を工事現場に合わせて設計し、組み上げていく足場となっているため、素早く、簡単に組み立てや解体が可能です。スペースが確保できる中高層現場に適しています。 騒音が小さい 組み立ての際にはボルト等を使用するため、ハンマーを使う必要がないことから騒音が小さいです。 高い安全性 部材が大きく作業床が広いため、安全に作業をすることができます。 枠組足場のデメリット 複雑な形状下での設置が不可能 設置する箇所が湾曲していたり、狭小地であるなどの複雑な形状の場合、設置できない可能性があります。また、高層建物に設置する場合、部材をクレーンなどで吊り上げるため、クレーンの設置が難しい場合にも使用できない可能性があります。 保管・搬入出に関する費用負担が大きい 部材の種類が多いこと、耐久性が高いことから部材自体のコスト、高層建物に設置するときクレーンを使用するコストなどが、他の足場に比べて費用がかかります。 主要部材 ▼鉄ジャッキ 鉄ジャッキは足場の一番下に設置する部材で、ハンドルを回して上下の高さを調節することができます。足場の安全性に欠かせない重要な部材です。 ▼建枠 建枠は、足場の基本となる門型の部材です。枠組足場を構成するうえでメイン部材となっており、鉄ジャッキに建枠を挿し込み組み合わせることができます。 ▼筋交 筋交は、建枠と建枠を連結する部材です。建物や足場を補強する役割を担っています。 ▼ジョイント ジョイントは、建枠と建枠をつなげる部材です。 ▼幅木 幅木とは、人や物の落下を防ぐための板状の部材です。足場からの作業員や物の落下を防ぐために厚生労働省の労働安全衛生規則である一定以上を超えると幅木の設置が義務付けられています。 ▼鋼製布板...

足場の需要は右肩上がり!?市場環境の拡大に伴う足場の購入とレンタルの使い分けについて徹底解剖

リフォーム需要の拡大、自然災害の増加による修繕需要の拡大により足場の需要が拡大しています。だからこそ需要に合わせて足場資材を揃えていく必要があります。そこで、今回は足場業界を取り巻く市場環境とレンタルと購入を分けた足場材の運用ノウハウについてまとめました。   足場業界を取り巻く市場環境 足場需要の市場は老朽化マンション増加によるマンションリフォーム需要の増加、中古住宅への関心や国のバックアップによる住宅リフォーム需要の増加、そして自然災害による復興、復旧のための足場需要の増加により、年々増加しています。 ■老朽化マンションの増加 高経年マンションの増加は大きな社会課題となっています。築40年以上の分譲マンションストック戸数は10年後には現在の約2.2倍の249.1万戸、20年後には約3.7倍の425.3万戸に増加すると予測され、高経年マンションは共有部分である外壁等の劣化、鉄筋の露出・腐食、給排水管の老朽化といった生命・財産に影響する問題を抱えています。老朽化したマンションは、長期修繕計画に基づいて12年周期で修繕が行われるため、リフォーム市場の拡大が見込まれています。 出典:国土交通省「マンション政策の現状と課題」 ■住宅リフォーム需要の増加 新築住宅着工件数は移動世帯の減少や平均築年数が伸びていることにより減少傾向となっています。ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛やテレワークの普及により住宅への関心が高まったこと、国のバックアップにより中古住宅への関心が高まり、住宅リフォームの市場規模は拡大傾向にあります。 出典:経済産業省「住宅・リフォーム業界を巡る 現状と社会環境の変化」   出典:矢野経済研究所:住宅リフォーム市場に関する調査を実施(2021年) ■自然災害の増加 最後に自然災害の増加についてです。自然災害は地球温暖化などの気候変動による影響から、自然災害の発生頻度は増加しており、さらに建物の老朽化により被害は大きくなっています。災害後の復興・復旧、建物の老朽化対策のために、これからますます足場が必要とされています。 出典:国土交通省「国土交通白書2022」  生活環境の変化によるリフォーム需要の増加や地球温暖化の影響による自然災害の増加により、足場の需要は高まっていることから、自社で管理して保有する場合とレンタルを利用する場合をしっかり把握しておく必要があります。   足場材の購入とレンタルを運用するノウハウ 足場材を購入とレンタルで運用している企業は多いのではないでしょうか。自社で抱える案件数や市場環境を予測し、使いわける必要があります。 ▼購入のメリット  足場材の状態を自分の目で確認できる 足場材をレンタルする場合、足場材を受け取ってから状態を確認することが多く、受け取った足場材に欠陥が生じていることも稀にあり、安全に使えるか多少の不安があるかもしれません。一方で、足場材を購入する場合、新材では特に気にする必要がありません。ですが、中古材を購入する場合、足場材の状態を自分の目できちんと確認した上で購入できるため、レンタル材よりも安全性を高めることができます。 長期的なコストを抑えられる 足場材をレンタルする際、足場材の手配に関する手間や運搬するための交通費やガソリン代等の出費がかかってきます。また、レンタルした足場が万が一破損した場合、それに伴う費用がかかります。しかし、足場材を購入してしまえば、その足場材が破損しない限り追加費用はかからないので、レンタルのように出費を重ねる必要がありません。 ▼購入のデメリット 初期費用が高い 足場材を購入する最大のデメリットでもあります。足場材は決して安価なものではないことに加え、不足の事態に備えてある程度資材の量を確保しなければなりません。そのため一度にかかる費用が非常に高くなります。 足場材の保管場所を確保しなければならない 先ほど述べたように、足場材を購入する場合、ある程度の資材を確保する必要があります。そのため、足場材を保管するためのスペースも確保しなければなりません。また、大量の足場材と大きな保管スペースを管理しなければならない人員の確保も必要となり、人件費を含めた固定費の負担がデメリットの一つでもあります。...

単管足場とは?単管足場の特徴について解説!

足場の種類の中でも、組み立ての柔軟性が高く狭い場所でも設置可能なのが「単管足場」です。ですが、組み立てや解体に他の足場と比較して時間がかかることや強度が低いという点もあります。そこで、単管足場とは何か、単管足場の特徴、単管足場の主要部材についてご紹介いたします。 単管足場とは? 単管足場は、鋼管で作られた直径48.6mmの鉄パイプのような「単管」と、単管パイプや足場で使う資材に使うつなぎ金具の「クランプ」を組み合わせて組み立てる足場です。 仮設足場の中でも歴史が古く、1954年に建築工事で初めて日本で使用されました。単管足場は、強度や安全性は枠組足場と比較して低いため、高所ビルなどの工事には向いておらず、主に低層の外壁塗装用の足場として使用されています。また、単管パイプをクランプで固定していく必要があるため、くさび式足場や枠組足場などの他の足場と比較すると組み立てと解体に時間がかかります。 ですが、一方で足場組立の自由度が高いことから、狭い場所でも組み立てることが可能で、部材はホームセンターなどで購入することが出来るため、DIYにもよく使用されます。 単管足場の労働安全衛生規制について 建地の間隔は、けた行方向を一・八五メートル以下、はり間方向は一・五メートル以下とすること。 二 地上第一の布は、二メートル以下の位置に設けること。 三 建地の最高部から測つて三十一メートルを超える部分の建地は、鋼管を二本組とすること。ただし、建地の下端に作用する設計荷重(足場の重量に相当する荷重に、作業床の最大積載荷重を加えた荷重をいう。)が当該建地の最大使用荷重(当該建地の破壊に至る荷重の二分の一以下の荷重をいう。)を超えないときは、この限りでない。 四 建地間の積載荷重は、四百キログラムを限度とすること。 全国仮設安全事業協同組合「足場に係る改正労働安全衛生規則等について」 単管足場の特徴 特徴としては、単管パイプとクランプを軸に、足場の形状を柔軟に変化させることが出来るので、狭い場所でも足場を組むことが可能です。 狭い場所でも足場を組むことが可能 主に使う資材が単管パイプとクランプのため、組み立てが簡単 部材がホームセンターなどで簡単に購入できる 一方で、単管だけではしっかりとした作業スペースを確保できないため、枠組足場などと比較すると安全性に欠けてしまいます。作業スペースや強度の面で、高層建築物の建設現場には向きません。 単管足場の主要部材について 単管パイプの主要部材は、単管パイプ、クランプ、固定ベース、ブラケット、ジョイントの4つです。主要部材の詳細についてご紹介します。 ▼単管パイプ 単管パイプは、直径48.6mmのパイプの形をした鉄パイプです。「単管」や「パイプ」とも言われています。単管パイプは2種類に分けられ、普通管とライト管の2種類があり、2つは厚さと重さが主に違います。 ライト管は、鉄製の軽量パイプです。パイプの表面にメッキ加工されているため、耐久性が高くサビにくい単管足場となっています。単管パイプには、両端に抜け止め加工が付いているパイプもあり、固定ベースやジョイントと緊結するために使用されます。単管パイプは用途に合わせて任意の長さにカットして使用することが出来ますが、抜け止め加工がしてあるパイプの場合には、カットしてしまうと目的の用途に使用できない可能性があります。 ▼クランプ クランプは、交差する単管パイプを繋ぎ合わせて固定する際に使用する金具です。クランプは2種類あり、交差角度が直角に固定された直交クランプと、交差角度が自由に調整できる自在クランプがあります。直交クランプは単管パイプを直角に固定することができ、自在クランプは一定の角度で固定することができないため、用途に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。 ▼固定ベース 固定ベースとは、単管パイプを地面に固定する際に使用する土台のことであり、足場を固定するための資材になります。固定ベースに差し込むことで使用できますが、抜け止め防止がある単管パイプはより頑丈に緊結することが出来ます。 ▼ブラケット...

くさび式足場とは?くさび式足場の主要部材について解説!

足場資材の中でも流通量が多い「くさび式足場」。くさび式足場は非常に軽く、ハンマーひとつで簡単に組み立てることができます。今回はくさび式足場の特徴と主要部材についてご紹介します。 くさび式足場の特徴 くさび式足場は「くさび緊結式足場」ともいわれており、柱や踏板、手摺等の部材をハンマーひとつで簡単に組み立てることのできる足場です。 柱にある一定間隔に設けられたくさびに手摺や筋交等を打ち込んでいくため、組み立てが簡単で、少数の作業員で作業を行うことが出来ます。職人の高齢化、人材不足が社会課題となっている今、限られた人手のなかで効率良く組み立て、解体が出来る足場のため、費用対効果がとても高いことが特徴です。また、単管足場のように単管をクランプで繋げる高い技術が必要ではないため、スムーズに組み立てることが出来ます。くさび式足場は主に、一般住宅や中高層建築、狭小地などの高さ45メートルまでの建物に使用されています。部材がシンプルなつくりとなっているため、部材を運ぶ際もコンパクトに結束ができ保管場所を取りません。作業場所によっては敷地の狭いところに保管しなくてはならない場合もあるため、コンパクトにできることは非常に重要です。 主要部材をご紹介 くさび式足場の主な部材は、支柱、踏板(アンチ)、手摺、筋交、ブラケット、階段、ジャッキ、先行手摺、アンダーベース、壁当てジャッキの10個で構成されています。現場に合わせて必要な部材を選択し、足場を組んでいきます。 支柱 支柱はコマという緊結部が一定間隔でついている鋼管のことです。支柱の両端には、左右の高さを調整するためにジャッキに挿すか、高さを出すために支柱のほぞを挿します。支柱には長さの異なる種類があり、これらを組み合わせることでどんな高さの建物にも対応できるようになっています。 支柱(新品商品)はこちらから! 支柱(中古商品)はこちらから! 支柱(特価商品)はこちらから!   踏板 踏板は、足場内の作業用通路などあらゆる床部分に敷かれている資材です。組み上げた足場の床材として使用されます。メッシュ素材で、手摺に引っ掛けるフックが両サイドについています。 踏板(新品商品)はこちらから! 踏板(中古商品)はこちらから! 踏板(特価商品)はこちらから!   手摺 足場の上を安全に移動できるように設置されます。また、高所での作業となるため、落下を防いでくれる役割も持っています。手摺は支柱のコマに緊結するくさびが両脇についており、くさびを支柱のコマにハンマーで打ち込みます。 手摺(新品商品)はこちらから! 手摺(中古商品)はこちらから! 手摺(特価商品)はこちらから!   筋交 筋交(すじかい)とは、組み立てた足場が地震や風などで倒れたりしないよう、柱と柱との間に補強として斜めに使用する資材です。地震の横揺れや台風等の強風による横からの圧力に対応するため、耐震・耐風対策の補強材である筋交が必要になります。 筋交(新品商品)はこちらから! 筋交(中古商品)はこちらから! 筋交(特価商品)はこちらから!  ...

仮設機材「足場」の種類 全7種類の特徴についてご紹介!

建設現場で安全に作業を行うために必要な「足場」。建物や建造物の建築、改修などの工事において欠かせないものとなっています。ですが、足場は種類も多いため、代表的な足場の種類と特徴についてご紹介します。 足場の種類と特徴 足場材には色々な種類が存在します。建設現場で使用する足場には大きく4種類の足場があります。 くさび式足場の特徴 くさび式足場は、くさびを打ち込み資材同士を繋げて組み立てます。主に低層〜中層の建物工事で使用され、高さ45メートルまで使用できます。くさび式足場を組み立てる際、使用する資材はユニット化されていることから、ハンマー1本で組み立てることが出来ます。そのため、短時間かつ簡単に設置、解体出来るため施工効率が良いことが特徴です。さらに、くさび式足場は資材の梱包効率が優れていることから、保管効率・積載運搬効率が良く、保管スペースが確保しやすく運搬コストの削減にも繋がることも特徴です。 枠組足場の特徴 枠組足場は、高所作業で安全に使用できる強度の高い足場をつくれることが特徴です。主に、14階建てまでの建物に使用され、地上から高さ45メートルまでの建物に使用できます。組立や解体は簡単におこなえますが、長い作業時間がかかります。更に設置する場所は広めのスペースが必要となり、搬入路、資材置き場にも余裕が求められます。 単管足場の特徴 単管足場は、鉄パイプをクランプで繋げて組み立てる足場です。単管足場の資材はホームセンターで手に入るため、簡単に組み立てられる点が特徴です。また、狭い場所でも組み立てることができ、鉄パイプのつなぎかた次第で高さを調節することが可能です。また、安全性が高く、狭い場所でも安定しています。使用場面は、密集地での工事や高さ15メートル前後の建物工事、塗装に使用されます。 次世代足場の特徴 次世代足場は、現在の主流足場である「枠組足場」「くさび式足場」「単管足場」などの規格を安全面、施工面、管理面から洗い直した次世代規格といえる足場です。くさび式足場のシステム足場となっており、据え置き式の先行手摺が標準装備されていることが特徴です。主に、大規模修繕工事や高層・超高層マンションやビルで使用されます。下の階の床面から上の階の床面までの高さは1,800〜1,900㎜と各社で採用するサイズは異なるものの、従来の枠組・くさび式足場より広い空間での作業が可能なことも特徴です。また、手摺には抜け止め防止がついているため安全に作業が行えます。更に、くさび部分には抜け防止が施してあるため、事前に組んでおいた足場をクレーンで吊り上げ、足場の組み立てる大組みや、足場をクレーンで吊り上げ、地上で解体する大払しに適しています。また目視可能な抜け止めを有しているためより安全に作業が行えるものが多いです。 利用用途別足場の種類 吊り足場の特徴 吊り足場は、通常の足場が地面から組み上げるのに対し、上部から吊り下げることで足場を設置します。地面に足場を設置できない際に足場を作るために用いられ、例えば橋梁やプラントで良く使用されます。吊りチェーンやパイプ、金具、作業床などを用いて、上から吊り下げる形で単管足場を設置することが特徴です。ですが、吊り下げることで落下などの工事リスクが高いことに加え、設置作業に時間と手間がかかります。 脚立足場の特徴 脚立足場は、屋内の壁や天井の作業に使用される足場であり、脚立の間に足場板を渡して構成されます。通常の脚立を足場の支柱として使用することによって構成されます。脚立と床材をゴムバンドで緊結して建てる簡易的な足場となっているため、 建物全体の工事より、部分的な工事のときに使われることが多いのが特徴です。また、小規模な屋内作業で使用されることが多く、DIY作業などでも使用されるほど簡単に組み立てができます。 移動式足場の特徴(ローリングタワー) 移動式足場は足場に移動させやすいようキャスターが付けられており、自由に移動することが可能です。設備工事や配管、塗装などで使用されます。一度組み立ててしまえば、移動や高さ調節を簡単に行えることが特徴です。ですが、足場に作業員がいるままで移動させると大変危険であること、そしてキャスターブレーキのかけ忘れが事故につながる可能性があるため注意が必要です。 まとめ 足場材は、インフラ整備や建設、リフォーム等で必要不可欠なモノです。足場材には、くさび式足場、枠組足場、単管足場、次世代足場、吊り足場、脚立足場、移動式足場など様々な種類と利用用途があります。それぞれ特徴、用途が違うため、適切な足場を選択することをおすすめします。ASNOVA市場では、くさび式足場を中心に、足場材の中古品の買取と販売、新品の販売を行っております。各足場材には限りがありますので、こちらからご確認ください。

足場材の新品相場はどれくらい?新品を購入するメリットとデメリットもご紹介

建築・リフォーム・解体などの建築現場になくてはならない必須のアイテム「足場」。事業を始めるとき、また事業成長とともに、多くの足場材が必要になってきます。前回、中古足場のメリット・デメリットについてご紹介いたしましたが、中古ではなく新品が欲しいという方向けに今回は新品足場材のメリット・デメリットと相場価格についてまとめました。 足場を新品で購入するメリット 足場材を新品で購入する場合、購入してからしばらくは、足場の破損や劣化に関する心配は要りません。そのため、その後のメンテナンスや点検作業を正しく行うことで、中古品と比較して長く使用できることがメリットです。また、購入し自社資産として保有することで、償却後は足場施工において材料費が発生しないこともメリットです。 足場を新品で購入するデメリット 足場を新品で購入することのデメリットとして、中古品と同じ量を購入する場合、費用が大きくなるため資金が必要となります。また、資産として管理する必要があるため、人件費や場所などのコストがかかります。創業期や成長フェーズにおいては先行きが不透明であるため、施工案件が安定的に確保でき次第、新品足場を購入することをおすすめします。 足場の定価と相場価格 足場の相場価格は市場環境によって常に変動しています。そのため相場価格は定価の35%〜40%とされています。販売会社によって購入価格が変わるため、販売会社に問い合わせるか、販売サイトで確認することをおすすめします。中古品と比較すると、購入相場が全く異なります。そのため、新品足場を購入する場合にどのくらいの予算が必要になるのか費用目安を知っておくことが大切です。中古品の相場は「足場買取の相場はいくら?買取事例もご紹介」でご紹介していますので、ご参考ください。   支柱  踏板 センター踏板 手摺 ブラケット ジャッキベース 筋交 階段 アンダーベース その他 まとめ ASNOVA市場では5つのメーカーの新品足場を取り扱っております。(一部商品を除く)1商品、1本から購入が可能となっています。最後に新品足場にもメリット・デメリットがございます。ご予算に合わせての購入をおすすめします。販売商品はこちらからご覧いただけます。

くさび式足場の種類の紹介と特徴をご紹介

くさび式足場には「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」と種類が分かれています。これは製造会社によって同じ名称でも長さや製造会社独自のくさびの形をしているためです。「くさび式足場」と名称は同じでも違う資材を購入してしまわないよう、最も流通量が多い「Aタイプ」をはじめ、「Bタイプ」「Cタイプ」についてまとめました。 種類別の紹介 くさび式足場には3種類のタイプにわかれており、Aタイプ、Bタイプ、Cタイプがあります。いずれも同じくさび式足場ではありますが、タイプによって長さや独自のくさびの形をしているため間違って購入し使用した場合、事故に繋がってしまう可能性があるため、きちんとタイプ別について特徴を知っておく必要があります。そこで、タイプ別の製品をご紹介します。Aタイプくさび式足場の中で最も流通量が多く、製造会社も多いです。また、流通量が多いことからホームセンターでも取り扱っている場合もあります。キャッチャータイプとも呼ばれています。主な製造会社 Bタイプくさび式足場の中で最も横揺れが小さく、国内で初めてのくさび式足場の種類です。Bタイプの足場は株式会社ダイサンが開発したことからビケ足場、ビケタイプとも呼ばれています。主な製造会社 Cタイプクサビの部分が平べったく、横揺れが大きいことからAタイプ、Bタイプと比較して流通量が少ないです。三共タイプとも呼ばれています。主な製造会社   種類別の特徴 各タイプの部材の特徴はそれぞれ異なります。Aタイプ、Bタイプ、Cタイプの部材は、それぞれ専用で設計されているため共有して使用することを想定されていません。 Aタイプ 国内で使用されている50%のくさび式足場がAタイプです。特徴は支柱についているクサビポケット間の長さが450mmとなり、1層のスパンが1,800mmとなります。Aタイプの利点は施工解体が早く、流通量が多いため互換性のある商品が各メーカーから多く販売されています。また、価格面、納期面において手に入れやすく、コスト重視の方にはAタイプをおすすめします。 Bタイプ Bタイプは低層足場使用を重視して作られているため、踏板、ブラケットにAタイプには無いクサビポケットが付いています。そのため施工後、揺れの少ない足場となっています。支柱のクサビポケット寸法も475㎜とAタイプと比較して25㎜長く取られています。これにより、1層のスパンが1,900㎜とAタイプと比較し100㎜大きくなります。一方で、揺れの少ない足場を求める分、Aタイプでの作業では必要のないくさびの打ち込み、抜きの作業が多くなり手間が掛かります。 Cタイプ Cタイプは手摺、ブラケットのくさび部分がAタイプ、Bタイプと比較し、鉄板の形状となっています。特徴として、材料の軽さ、扱いやすいことから施工を早くすることが出来ます。一方でくさびが板状なため、足場完成時に他タイプと比べると揺れが大きいです。また、流通量が少ないことから手に入れにくく、高価格な商品です。 まとめ 今回はくさび式足場のAタイプ、Bタイプ、Cタイプについてご紹介いたしました。最後に各タイプの特徴をまとめました。Aタイプ*流通量が多く、国内50%はAタイプを使用している*クサビポケットが450mm、1層のスパンが1800mm*施工解体が早い*互換性のある商品が多い*価格面、納期面において手に入れやすいBタイプ*踏板、ブラケットにクサビポケットがついており、施工後揺れの少ない足場をつくれる*クサビポケットが475mm、1層のスパンが1900mm*Aタイプでの作業では必要のないクサビの打ち込み、抜きの作業が多くなり手間が掛かるCタイプ*材料の軽さ、扱いやすいことから施工を早くすることができる*Aタイプと同じく、クサビポケットが450mm、1層のスパンが1800mm*くさびが板状なため、足場完成時に他タイプと比べると揺れが大きい*流通量が少ないことから手に入れにくく、高価格ASNOVA市場ではAタイプの足場を多く取り揃えております。販売されている商品はこちらからご覧いただけます。  

中古足場の購入は経営基盤の強化に繋がる!?中古品のメリット・デメリットをご紹介

2019年12月に新型コロナウイルスが流行し、先行き不透明な状況が約3年間も続きました。このような社会情勢において、中古品の購入は経営基盤の強化に繋がることがあります。中古品の購入です。新品は耐久性があり長く使うことができますが、予算等の関係上、中古品の購入しか選択肢がないこともあります。そんな時に一つの判断軸となるよう中古品のメリットとデメリットについてまとめました。 中古で買うメリットは支出を抑えることができる 中古足場の相場は定価の20%〜30%となっています。価格は品質だけでなく、需要と供給が大きく関係しています。品質も劣化した部材であっても需要が高ければ高価格で販売されていることもあります。足場を中古で買うメリットは費用を抑えることができることです。中古品は新品と比較して安価であることから、同じ金額でも新品より多くの量を揃えることができます。そのため、中古でも使用できる足場材は多くあり、費用を抑えることができるため経営基盤の強化に繋がります。   中古品でも使用頻度や使用方法により長く使用できる 中古品を購入するデメリットは資材の品質です。品質は、同じタイプの足場材でもメーカーや劣化した部材が混在します。破損しており使用できない部材は検品されていますが、耐久性に関しては見た目で判断できません。一度使用されたものを購入することになるため、材質には多少の妥協が必要になることもあります。加えて、劣化の進んだ物や耐久性の低いものを購入してしまうリスクもあります。そのため、中古品を購入するうえで信頼できる企業から購入することをおすすめします。足場を中心とした、仮設機材総合販売サイトである「ASNOVA市場」は、くさび式足場のレンタルサービスを提供している株式会社ASNOVAが運営しており、多くの人に渡る足場をレンタルしている会社だからこそ足場の安全管理を徹底的に行っております。そのため、当社管理の足場は20年以上使用でき、中古品でも安心して使用することが出来ます。管理方法で足場の使用年数が大きく変わるため、信頼のできる会社から購入することをおすすめします。 まとめ 今回は足場材を中古で購入することについてご紹介していきました。メリットとデメリットのどちらも存在します。ご自身が妥協できるポイントや、こだわりたいポイントを明確にしてから購入することをおすすめします。    

足場買取の相場はいくら?買取手段と流れをご紹介!

足場材が資材置き場で眠っている方や足場材の処分に困っている方など、資材をスクラップとして処分するのではなく、製品として買い取ってもらえた方が無駄にならずに済みます。足場材を買取に出すとき、どこに買取を依頼するのか、または、買取価格の相場が分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、ぜひご参考にしてほしい足場の買取の相場と買取依頼するまでの流れ、事例をご紹介します。 足場の買取相場は変動 足場材の買取相場は、市場環境によって変動することが一般的です。それに加えて、使用頻度や経過年数などの状態、どこのメーカーで製造された足場かによっても買取価格が大きく異なります。また、新築需要やリフォーム需要、自然災害の発生による修繕需要、鋼材価格の増減などの市場環境によっても買取相場は変動します。 くさび式足場買取価格相場(足場の状態、市場環境により変動します) Aタイプ支柱 アンチ 手摺 ブラケット ジャッキベース   足場材であれば何でも買取が可能という訳ではありません。曲がっている足場や全体的にサビがひどい足場、つまり安全性に問題がある足場は買取が難しくなります。「こんな状態でも買取してくれるのかな?」という方は、足場販売・買取サービスのASNOVA市場へお問い合わせください。 買取事例のご紹介 くさび式足場一式(Aタイプ)数量:約9.5㌧(約4,700点) 足場材であれば何でも買取できるという訳ではありません。曲がっていたり、破損、サビている場合は買取が難しい場合もございます。 1.曲がっている 2.破損している それぞれ判断基準が異なるため、「こんな状態でも買取してくれるのかな?」という方はお問い合わせください。  足場買取の手段をご紹介 引き取りや搬入方法もしっかり把握することが大事! 買取依頼する方法として、リサイクルショップやインターネットオークション、足場会社の買取などがあります。それぞれ買取価格や買取までの流れ、引き取りや搬出の方法が異なるため、比較して把握することが大切です。リサイクルショップは、現金化が早いメリットがあります。ただし足場の専門業者ではない場合もありますので、予めリサーチは欠かせません。インターネットオークションは、好きなタイミングで気軽に出品できるメリットがあります。ただし個人間での売買取引なので、トラブル発生の際は注意が必要です。足場会社の買取は、足場材の特性や価値を正確に把握しているため、他よりも高い査定をしてくれる可能性があります。足場販売・買取サービスのASNOVA市場では、買取を依頼する部材の情報と複数枚の写真で概算見積もりをご呈示いたします。また、足場会社の買取の場合、出張査定から足場材の引き取りまで行っている企業もあります。遠くて査定に出せないや査定に出す時間が取れないなどの方は出張査定や引き取りを行っているかも重要となってきます。ASNOVA市場では、お近くのASNOVAの機材センターへ持ち込みが可能です。買取価格や手数料は業者によって差があるため、複数の業者から見積書を取ることが必要です。使用状況が悪い場合や破損、サビなどで劣化が激しすぎる場合は、買取が出来ない場合もあります。また、買取地域や数量、種類の条件が設けられており買取出来ない可能性があるため注意が必要です。 買取の流れ 一般的な買取には以下の流れがあります。 申込 確認 査定 買取価格の提示 買取成立 支払い 申込は電話やメール、WEBフォームなどで行われ、買取業者は、足場の状態や数量等を確認し査定額の確定となります。査定額に納得すれば買取成立となります。 まずは概算見積の取得をおすすめします...

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