月刊ASNOVA市場

仮設機材「足場」の種類 全7種類の特徴についてご紹介!

建設現場で安全に作業を行うために必要な「足場」。建物や建造物の建築、改修などの工事において欠かせないものとなっています。ですが、足場は種類も多いため、代表的な足場の種類と特徴についてご紹介します。 足場の種類と特徴 足場材には色々な種類が存在します。建設現場で使用する足場には大きく4種類の足場があります。 くさび式足場の特徴 くさび式足場は、くさびを打ち込み資材同士を繋げて組み立てます。主に低層〜中層の建物工事で使用され、高さ45メートルまで使用できます。くさび式足場を組み立てる際、使用する資材はユニット化されていることから、ハンマー1本で組み立てることが出来ます。そのため、短時間かつ簡単に設置、解体出来るため施工効率が良いことが特徴です。さらに、くさび式足場は資材の梱包効率が優れていることから、保管効率・積載運搬効率が良く、保管スペースが確保しやすく運搬コストの削減にも繋がることも特徴です。 枠組足場の特徴 枠組足場は、高所作業で安全に使用できる強度の高い足場をつくれることが特徴です。主に、14階建てまでの建物に使用され、地上から高さ45メートルまでの建物に使用できます。組立や解体は簡単におこなえますが、長い作業時間がかかります。更に設置する場所は広めのスペースが必要となり、搬入路、資材置き場にも余裕が求められます。 単管足場の特徴 単管足場は、鉄パイプをクランプで繋げて組み立てる足場です。単管足場の資材はホームセンターで手に入るため、簡単に組み立てられる点が特徴です。また、狭い場所でも組み立てることができ、鉄パイプのつなぎかた次第で高さを調節することが可能です。また、安全性が高く、狭い場所でも安定しています。使用場面は、密集地での工事や高さ15メートル前後の建物工事、塗装に使用されます。 次世代足場の特徴 次世代足場は、現在の主流足場である「枠組足場」「くさび式足場」「単管足場」などの規格を安全面、施工面、管理面から洗い直した次世代規格といえる足場です。くさび式足場のシステム足場となっており、据え置き式の先行手摺が標準装備されていることが特徴です。主に、大規模修繕工事や高層・超高層マンションやビルで使用されます。下の階の床面から上の階の床面までの高さは1,800〜1,900㎜と各社で採用するサイズは異なるものの、従来の枠組・くさび式足場より広い空間での作業が可能なことも特徴です。また、手摺には抜け止め防止がついているため安全に作業が行えます。更に、くさび部分には抜け防止が施してあるため、事前に組んでおいた足場をクレーンで吊り上げ、足場の組み立てる大組みや、足場をクレーンで吊り上げ、地上で解体する大払しに適しています。また目視可能な抜け止めを有しているためより安全に作業が行えるものが多いです。 利用用途別足場の種類 吊り足場の特徴 吊り足場は、通常の足場が地面から組み上げるのに対し、上部から吊り下げることで足場を設置します。地面に足場を設置できない際に足場を作るために用いられ、例えば橋梁やプラントで良く使用されます。吊りチェーンやパイプ、金具、作業床などを用いて、上から吊り下げる形で単管足場を設置することが特徴です。ですが、吊り下げることで落下などの工事リスクが高いことに加え、設置作業に時間と手間がかかります。 脚立足場の特徴 脚立足場は、屋内の壁や天井の作業に使用される足場であり、脚立の間に足場板を渡して構成されます。通常の脚立を足場の支柱として使用することによって構成されます。脚立と床材をゴムバンドで緊結して建てる簡易的な足場となっているため、 建物全体の工事より、部分的な工事のときに使われることが多いのが特徴です。また、小規模な屋内作業で使用されることが多く、DIY作業などでも使用されるほど簡単に組み立てができます。 移動式足場の特徴(ローリングタワー) 移動式足場は足場に移動させやすいようキャスターが付けられており、自由に移動することが可能です。設備工事や配管、塗装などで使用されます。一度組み立ててしまえば、移動や高さ調節を簡単に行えることが特徴です。ですが、足場に作業員がいるままで移動させると大変危険であること、そしてキャスターブレーキのかけ忘れが事故につながる可能性があるため注意が必要です。 まとめ 足場材は、インフラ整備や建設、リフォーム等で必要不可欠なモノです。足場材には、くさび式足場、枠組足場、単管足場、次世代足場、吊り足場、脚立足場、移動式足場など様々な種類と利用用途があります。それぞれ特徴、用途が違うため、適切な足場を選択することをおすすめします。ASNOVA市場では、くさび式足場を中心に、足場材の中古品の買取と販売、新品の販売を行っております。各足場材には限りがありますので、こちらからご確認ください。

足場材の新品相場はどれくらい?新品を購入するメリットとデメリットもご紹介

建築・リフォーム・解体などの建築現場になくてはならない必須のアイテム「足場」。事業を始めるとき、また事業成長とともに、多くの足場材が必要になってきます。前回、中古足場のメリット・デメリットについてご紹介いたしましたが、中古ではなく新品が欲しいという方向けに今回は新品足場材のメリット・デメリットと相場価格についてまとめました。 足場を新品で購入するメリット 足場材を新品で購入する場合、購入してからしばらくは、足場の破損や劣化に関する心配は要りません。そのため、その後のメンテナンスや点検作業を正しく行うことで、中古品と比較して長く使用できることがメリットです。また、購入し自社資産として保有することで、償却後は足場施工において材料費が発生しないこともメリットです。 足場を新品で購入するデメリット 足場を新品で購入することのデメリットとして、中古品と同じ量を購入する場合、費用が大きくなるため資金が必要となります。また、資産として管理する必要があるため、人件費や場所などのコストがかかります。創業期や成長フェーズにおいては先行きが不透明であるため、施工案件が安定的に確保でき次第、新品足場を購入することをおすすめします。 足場の定価と相場価格 足場の相場価格は市場環境によって常に変動しています。そのため相場価格は定価の35%〜40%とされています。販売会社によって購入価格が変わるため、販売会社に問い合わせるか、販売サイトで確認することをおすすめします。中古品と比較すると、購入相場が全く異なります。そのため、新品足場を購入する場合にどのくらいの予算が必要になるのか費用目安を知っておくことが大切です。中古品の相場は「足場買取の相場はいくら?買取事例もご紹介」でご紹介していますので、ご参考ください。   支柱  踏板 センター踏板 手摺 ブラケット ジャッキベース 筋交 階段 アンダーベース その他 まとめ ASNOVA市場では5つのメーカーの新品足場を取り扱っております。(一部商品を除く)1商品、1本から購入が可能となっています。最後に新品足場にもメリット・デメリットがございます。ご予算に合わせての購入をおすすめします。販売商品はこちらからご覧いただけます。

くさび式足場の種類の紹介と特徴をご紹介

くさび式足場には「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」と種類が分かれています。これは製造会社によって同じ名称でも長さや製造会社独自のくさびの形をしているためです。「くさび式足場」と名称は同じでも違う資材を購入してしまわないよう、最も流通量が多い「Aタイプ」をはじめ、「Bタイプ」「Cタイプ」についてまとめました。 種類別の紹介 くさび式足場には3種類のタイプにわかれており、Aタイプ、Bタイプ、Cタイプがあります。いずれも同じくさび式足場ではありますが、タイプによって長さや独自のくさびの形をしているため間違って購入し使用した場合、事故に繋がってしまう可能性があるため、きちんとタイプ別について特徴を知っておく必要があります。そこで、タイプ別の製品をご紹介します。Aタイプくさび式足場の中で最も流通量が多く、製造会社も多いです。また、流通量が多いことからホームセンターでも取り扱っている場合もあります。キャッチャータイプとも呼ばれています。主な製造会社 Bタイプくさび式足場の中で最も横揺れが小さく、国内で初めてのくさび式足場の種類です。Bタイプの足場は株式会社ダイサンが開発したことからビケ足場、ビケタイプとも呼ばれています。主な製造会社 Cタイプクサビの部分が平べったく、横揺れが大きいことからAタイプ、Bタイプと比較して流通量が少ないです。三共タイプとも呼ばれています。主な製造会社   種類別の特徴 各タイプの部材の特徴はそれぞれ異なります。Aタイプ、Bタイプ、Cタイプの部材は、それぞれ専用で設計されているため共有して使用することを想定されていません。 Aタイプ 国内で使用されている50%のくさび式足場がAタイプです。特徴は支柱についているクサビポケット間の長さが450mmとなり、1層のスパンが1,800mmとなります。Aタイプの利点は施工解体が早く、流通量が多いため互換性のある商品が各メーカーから多く販売されています。また、価格面、納期面において手に入れやすく、コスト重視の方にはAタイプをおすすめします。 Bタイプ Bタイプは低層足場使用を重視して作られているため、踏板、ブラケットにAタイプには無いクサビポケットが付いています。そのため施工後、揺れの少ない足場となっています。支柱のクサビポケット寸法も475㎜とAタイプと比較して25㎜長く取られています。これにより、1層のスパンが1,900㎜とAタイプと比較し100㎜大きくなります。一方で、揺れの少ない足場を求める分、Aタイプでの作業では必要のないくさびの打ち込み、抜きの作業が多くなり手間が掛かります。 Cタイプ Cタイプは手摺、ブラケットのくさび部分がAタイプ、Bタイプと比較し、鉄板の形状となっています。特徴として、材料の軽さ、扱いやすいことから施工を早くすることが出来ます。一方でくさびが板状なため、足場完成時に他タイプと比べると揺れが大きいです。また、流通量が少ないことから手に入れにくく、高価格な商品です。 まとめ 今回はくさび式足場のAタイプ、Bタイプ、Cタイプについてご紹介いたしました。最後に各タイプの特徴をまとめました。Aタイプ*流通量が多く、国内50%はAタイプを使用している*クサビポケットが450mm、1層のスパンが1800mm*施工解体が早い*互換性のある商品が多い*価格面、納期面において手に入れやすいBタイプ*踏板、ブラケットにクサビポケットがついており、施工後揺れの少ない足場をつくれる*クサビポケットが475mm、1層のスパンが1900mm*Aタイプでの作業では必要のないクサビの打ち込み、抜きの作業が多くなり手間が掛かるCタイプ*材料の軽さ、扱いやすいことから施工を早くすることができる*Aタイプと同じく、クサビポケットが450mm、1層のスパンが1800mm*くさびが板状なため、足場完成時に他タイプと比べると揺れが大きい*流通量が少ないことから手に入れにくく、高価格ASNOVA市場ではAタイプの足場を多く取り揃えております。販売されている商品はこちらからご覧いただけます。  

中古足場の購入は経営基盤の強化に繋がる!?中古品のメリット・デメリットをご紹介

2019年12月に新型コロナウイルスが流行し、先行き不透明な状況が約3年間も続きました。このような社会情勢において、中古品の購入は経営基盤の強化に繋がることがあります。中古品の購入です。新品は耐久性があり長く使うことができますが、予算等の関係上、中古品の購入しか選択肢がないこともあります。そんな時に一つの判断軸となるよう中古品のメリットとデメリットについてまとめました。 中古で買うメリットは支出を抑えることができる 中古足場の相場は定価の20%〜30%となっています。価格は品質だけでなく、需要と供給が大きく関係しています。品質も劣化した部材であっても需要が高ければ高価格で販売されていることもあります。足場を中古で買うメリットは費用を抑えることができることです。中古品は新品と比較して安価であることから、同じ金額でも新品より多くの量を揃えることができます。そのため、中古でも使用できる足場材は多くあり、費用を抑えることができるため経営基盤の強化に繋がります。   中古品でも使用頻度や使用方法により長く使用できる 中古品を購入するデメリットは資材の品質です。品質は、同じタイプの足場材でもメーカーや劣化した部材が混在します。破損しており使用できない部材は検品されていますが、耐久性に関しては見た目で判断できません。一度使用されたものを購入することになるため、材質には多少の妥協が必要になることもあります。加えて、劣化の進んだ物や耐久性の低いものを購入してしまうリスクもあります。そのため、中古品を購入するうえで信頼できる企業から購入することをおすすめします。足場を中心とした、仮設機材総合販売サイトである「ASNOVA市場」は、くさび式足場のレンタルサービスを提供している株式会社ASNOVAが運営しており、多くの人に渡る足場をレンタルしている会社だからこそ足場の安全管理を徹底的に行っております。そのため、当社管理の足場は20年以上使用でき、中古品でも安心して使用することが出来ます。管理方法で足場の使用年数が大きく変わるため、信頼のできる会社から購入することをおすすめします。 まとめ 今回は足場材を中古で購入することについてご紹介していきました。メリットとデメリットのどちらも存在します。ご自身が妥協できるポイントや、こだわりたいポイントを明確にしてから購入することをおすすめします。    

足場買取の相場はいくら?買取手段と流れをご紹介!

足場材が資材置き場で眠っている方や足場材の処分に困っている方など、資材をスクラップとして処分するのではなく、製品として買い取ってもらえた方が無駄にならずに済みます。足場材を買取に出すとき、どこに買取を依頼するのか、または、買取価格の相場が分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、ぜひご参考にしてほしい足場の買取の相場と買取依頼するまでの流れ、事例をご紹介します。 足場の買取相場は変動 足場材の買取相場は、市場環境によって変動することが一般的です。それに加えて、使用頻度や経過年数などの状態、どこのメーカーで製造された足場かによっても買取価格が大きく異なります。また、新築需要やリフォーム需要、自然災害の発生による修繕需要、鋼材価格の増減などの市場環境によっても買取相場は変動します。 くさび式足場買取価格相場(足場の状態、市場環境により変動します) Aタイプ支柱 アンチ 手摺 ブラケット ジャッキベース   足場材であれば何でも買取が可能という訳ではありません。曲がっている足場や全体的にサビがひどい足場、つまり安全性に問題がある足場は買取が難しくなります。「こんな状態でも買取してくれるのかな?」という方は、足場販売・買取サービスのASNOVA市場へお問い合わせください。 買取事例のご紹介 くさび式足場一式(Aタイプ)数量:約9.5㌧(約4,700点) 足場材であれば何でも買取できるという訳ではありません。曲がっていたり、破損、サビている場合は買取が難しい場合もございます。 1.曲がっている 2.破損している それぞれ判断基準が異なるため、「こんな状態でも買取してくれるのかな?」という方はお問い合わせください。  足場買取の手段をご紹介 引き取りや搬入方法もしっかり把握することが大事! 買取依頼する方法として、リサイクルショップやインターネットオークション、足場会社の買取などがあります。それぞれ買取価格や買取までの流れ、引き取りや搬出の方法が異なるため、比較して把握することが大切です。リサイクルショップは、現金化が早いメリットがあります。ただし足場の専門業者ではない場合もありますので、予めリサーチは欠かせません。インターネットオークションは、好きなタイミングで気軽に出品できるメリットがあります。ただし個人間での売買取引なので、トラブル発生の際は注意が必要です。足場会社の買取は、足場材の特性や価値を正確に把握しているため、他よりも高い査定をしてくれる可能性があります。足場販売・買取サービスのASNOVA市場では、買取を依頼する部材の情報と複数枚の写真で概算見積もりをご呈示いたします。また、足場会社の買取の場合、出張査定から足場材の引き取りまで行っている企業もあります。遠くて査定に出せないや査定に出す時間が取れないなどの方は出張査定や引き取りを行っているかも重要となってきます。ASNOVA市場では、お近くのASNOVAの機材センターへ持ち込みが可能です。買取価格や手数料は業者によって差があるため、複数の業者から見積書を取ることが必要です。使用状況が悪い場合や破損、サビなどで劣化が激しすぎる場合は、買取が出来ない場合もあります。また、買取地域や数量、種類の条件が設けられており買取出来ない可能性があるため注意が必要です。 買取の流れ 一般的な買取には以下の流れがあります。 申込 確認 査定 買取価格の提示 買取成立 支払い 申込は電話やメール、WEBフォームなどで行われ、買取業者は、足場の状態や数量等を確認し査定額の確定となります。査定額に納得すれば買取成立となります。 まずは概算見積の取得をおすすめします...

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