月刊ASNOVA市場

【受講必須】足場組立の特別教育について紹介

足場には様々な種類があり、工事現場に応じて最適な足場を組み立てなければいけません。足場を組み立てる作業を行うためには特別教育を受ける必要があります。このコラムでは、足場組立の特別教育を受けることのメリットについて詳しく紹介いたします。 目次 足場特別教育とは 足場特別教育と足場の組立て等作業主任者技能講習の違い 足場の組立て等特別教育の概要 足場特別教育資格の取得方法 足場特別教育の受講方法 まとめ 足場特別教育とは 足場特別教育、または足場の組立て等特別教育とも呼ばれる資格は、足場の組み立てや解体などを行う作業員に必要なものです。足場組立に従事する作業員は、この特別教育を受講する義務があります。特に吊り足場や張出し足場以外のあらゆる高さの足場を組む人が対象です。足場特別教育が必要とされる背景には、建設業における足場に関連する事故が多発している事実があります。足場は高所作業を行うために必要な設備でありながら、墜落や組み立ての不備による事故が多発し、屋根での作業よりも事故が多いという現実があります。 足場特別教育と足場の組立て等作業主任者技能講習の違い 足場特別教育は「作業者の安全衛生教育」であり、足場の組立て等主任者技能講習は「足場の組み立て作業の指揮監督者を養成するための講習」と資格自体が異なり、高さ5メートル以上の足場の組み立てや解体、変更作業には、作業者に指示を出すための必要な知識を学ぶ講習です。作業主任者技能講習を取得済みの場合は有資格者と判断されるため、特別教育を受講する必要はありません。労働安全衛生法第6条15号によれば、高さ5メートル以上の足場の組立て、解体、または変更作業を行う場合、事業主は作業主任者技能講習修了者の中から作業主任者を選任しなければなりません。労働安全衛生法 第6条15号つり足場(ゴンドラのつり足場を除く。以下同じ)・張出し足場または高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業を行う場合、事業主は足場の組立て等作業主任者技能講習修了者の中から作業主任者を選任しなければならない。※作業主任者の選任が必要な業務は「作業主任者 選任業務一覧表」にて確認できます。  足場特別教育資格の取得方法 足場特別教育の講習は、足場作業に従事しているかしていないかで講習の種類が異なります。平成27年7月1日までに足場の組立等の業務をしていた方は、講習時間が3時間となります。 カリキュラム  時間(未経験の場合) ※短縮教育の場合(従事している場合) 足場作業及び作業の方法に関する知識 180分 90分 工事用設備、企画、器具、作業環境などに関する知識 30分 15分 労働災害の防止に関する知識 90分 45分 関係法令 60分 30分...

【安全靴を選ぶときに参考にしたい】足場職人のための安全靴選び

足場職人の仕事は、高所での作業や足場構築など、高い危険度と作業の特性を持つ職業の一つです。このため、足元の安全を確保するためには、適切な安全靴を選ぶことが非常に重要です。足場職人にとって、安全靴は単なる作業道具ではなく、仕事の安全性と効率性に大きな影響を与えます。この記事では、足場職人が安全靴を選ぶ際の鍵とポイントについて詳しく説明します。 目次 安全靴とは? 安全靴の特徴 足にフィットするサイズ選び 安全靴の種類 安全靴の規格 まとめ 安全靴とは? 安全靴は、作業中に足を保護し、安全性を確保するために設計された特別な靴です。これらの靴はさまざまな職種や作業環境で使用され、様々な危険から足を守ります。安全靴は、先芯、足首のサポート、防滑底などの特徴を備えており、事故や怪我を最小限に抑える役割を果たします。 安全靴の特徴 安全靴には、次のような特徴があります。 鋼鉄製先芯 安全靴の先芯は、足の指を物の落下や圧力から守る役割を果たします。通常、鋼鉄で作られており、高い強度と耐久性があるため、先芯は足元の安全を確保し、足場作業において不可欠な要素です。 足首サポート 足首サポートを備えた安全靴は、足首をしっかりと固定し、捻挫や負傷のリスクを軽減します。高所でのバランスを保つのにも役立ちます。 軽量性 足場職人の仕事は長時間の立ち仕事や移動が含まれ、軽量な安全靴は疲労を軽減し、足への負担を最小限に抑えます。 防滑性 安全靴は滑りにくい底を備えていることが一般的です。高所での作業や足場構築では、雨などにより滑りやすい状況に直面することがあります。滑り止めがあることで、足元の安全性を向上させ、バランスを保つのに役立ちます。特に悪天候や滑りやすい表面での作業の際に、この特性は非常に重要です。 耐久性 足場職人の仕事は過酷な条件で行われることが多いため、耐久性のある安全靴を選ぶことが不可欠です。耐久性のある靴は、長期間にわたって使用でき、経済的で有利です。また、安全靴の耐久性を保つためには、定期的な点検と保守が重要です。摩耗や損傷が見られた場合、修理や交換が必要です。 足にフィットするサイズ選び 安全靴を選ぶ際には、足にフィットするサイズの安全靴を選びましょう。サイズが合わないと、不快さや足に負担がかかり、作業中の不安定さを招く可能性があります。必ず試着を行い、足に合ったサイズを選びましょう。足の形状やサイズは個人によって異なるため、適切なサイズの靴を選ぶことで、足の健康と作業の安全性を確保するのに役立ちます。 安全靴の種類 安全靴には、さまざまな種類があります。主要な種類について理解しましょう。 作業靴 一般的な作業環境で使用される安全靴で、足場作業にも適しています。作業靴は通常、耐久性と保護機能を兼ね備えています。 ハイカットタイプ 足首をしっかりとサポートし、足場でのバランスを保つのに役立つブーツ型の安全靴です。特に高所での作業に向いています。...

足場組み立てにあると便利な道具を紹介

足場は建設工事において職人の安全を確保するために欠かせない資材です。足場を組み立てる際には、正確かつ安全に作業を進めるために、適切な道具の選択と使い方が不可欠です。このコラムでは、足場を組み立てる際に使用される主要な道具に焦点を当て、それぞれの道具の役割や安全な使い方について詳しく紹介します。さらに、道具の選択基準や安全性への配慮についても触れていきます。 目次 道具の種類と役割 ラバー軍手 足場ハンマー クリッパー スケール 両口ラチェットレンチ インパクトドライバー セーフティーワイヤー フルハーネス安全帯 まとめ 道具の種類と役割 足場施工業者は、安全で頑丈な足場を組み立てるためにさまざまな道具を使用します。これから紹介する道具は、施工効率を向上させ、作業員の安全を確保するのに欠かせないものです。今回は主要な道具とその役割について紹介します。 ラバー軍手 ラバー軍手は足場施工現場でよく使用される手袋の一種です。ラバー軍手は手のひら側の表面にゴムなどによって滑り止め加工を施した軍手のことで、鋭利な物や粗い材料から手を保護し、けがを防ぎます。また、滑りにくいラバー素材が、道具や足場パーツのしっかりとした握りを支援します。 足場ハンマー 足場ハンマーは足場施工で使用される基本的な工具の一つです。足場パーツを固定する際に使用します。また、パイプや支柱を正確に位置調整する際にも使用します。職人の方がよく使用しているハンマーのサイズと重さは、全長280〜300mm、全重量:0.85〜1.1kgです。 クリッパー クリッパーは、工事現場などで使用される鉄線(針金・鉄筋など)やより線などを切断するのに使用します。切れにくい場合は、物を挟んだまま上下左右に揺さぶったりねじったりして、無理に切断してはいけません。刃の損傷や、切断物の飛散などを招き危険です。一度の挟み込みで切れない場合は、数度に分けて挟み切断することをおすすめします。 スケール スケールは測定道具の一つで、足場の長さを測るための道具です。金属製のメジャー(巻尺)と同じ意味であり、足場の長さは1.8mの資材が多いため長さ5m〜5.5mサイズのものを使用するのをおすすめします。 両口ラチェットレンチ 両口ラチェットレンチはボルトやナットを締めたり緩めたりするのに使用されるツールです。頭部の片面に1種類のソケットを有するもので、両口ラチェットレンチは、両面に2種類のソケットが付いています。ナットやボルトを締めて足場パーツをしっかりと組み立て、ラチェットメカニズムにより、素早く作業を進めることができます。 インパクトドライバー インパクトドライバーは電動工具の一つで、ネジ(ビス)締めを電動で行う工具のことです。手動のように力が必要ないこと、硬い素材でも問題なく使用できます。インパクトドライバーは高速の回転と打撃を組み合わせ、ボルトやネジを素早く締めます。高いトルクにより、作業効率が向上し、作業時間を短縮することができます。 セーフティーワイヤー セーフティーワイヤーは、作業員の安全を確保するために使用される安全装置です。高所で作業する際に、落下を防ぐためにセーフティーワイヤーに接続されます。作業環境の安全性を向上させます。 フルハーネス安全帯 フルハーネス安全帯は高所での作業中に作業員を支え、保護するための装置です。肩や腿(もも)、胸などの複数のベルトで構成され、これによって身...

足場の使い道は建設用途だけじゃない!イベント業界にて使われた足場をご紹介

足場は通常、建設現場で見かける鉄やアルミニウムの骨組みの構造物として認識されています。しかし、近年、足場は建設現場だけでなく、エンターテイメントやイベント業界でも驚くほど多用途に活用されています。ファッションショー、展示会、お祭り、スポーツイベントなど、様々な場所で足場が登場しているので、その魅力と多様性をご紹介します! 目次 足場がイベントに使用される理由 足場の利用用途 ファッションイベント 看板設置 展示会 お祭り スポーツイベント 足場の利点 環境への影響と持続可能性 まとめ 足場がイベントに使用される理由 足場がイベント業界で使用される理由は、その多面的な利点によるものです。一つ目の理由は、足場が短期的なイベント設営に適していることです。例えば、ファッションショーや音楽フェスティバルでは、イベントの期間が限られており、効率的で迅速なセットアップが必要です。足場はこの要求に適合し、イベント開始前にステージや構造物を迅速に組み立てるのに役立ちます。二つ目の理由は、足場のカスタマイズ性です。足場はモジュラーで柔軟な構造を持ち、必要に応じて高さや形状を変えることができます。これは異なる種類のイベントに適した設計を可能にし、ファッションショーのランウェイからスポーツイベントのスタンドまで、多彩な用途に対応できます。 足場の利用用途 足場の利用用途は多岐にわたり、その多様性が魅力です。以下に、いくつかの代表的な用途を紹介します。 ファッションイベント 出典:Pinterest ファッションショーは洗練されたランウェイが欠かせません。足場は高い柔軟性とカスタマイズ性を提供し、デザイナーたちが独自のランウェイを作成するのに理想的な材料です。異なる高さや形状のランウェイを構築し、モデルが美しさを披露する場を作り出します。 看板設置 出典:Pinterest 足場はモジュラーであり、必要に応じて高さや形状を調整できます。この柔軟性により、さまざまな広告および看板のサイズやデザインに対応できます。さらに、足場は頑丈で耐久性があるため屋外環境にも耐えることができます。また、画像の通り、足場にキャスターを付けることで移動も可能となります。 展示会 展示会ブースは企業やアーティストが自社や製品をプロモーションするための重要な場所です。足場はこれらのブースの骨組みとして使用され、看板やディスプレイを設置するのに役立ちます。また、足場はブースのデザインに創造性を加え、訴求力を高めることにも寄与します。 お祭り お祭りや屋外コンサートでは、ステージが観客とパフォーマーを結びつける要素として重要です。足場は堅固なステージを提供し、音楽やエンターテイメントイベントが円滑に進行できるよう支えます。さらに、ステージに照明や音響機器を取り付けることにも適しています。 スポーツイベント これらの足場を利用して、高度な動きやトリックを実施し、アクロバティックなシーケンスを構築します。足場の設計と配置は、競技の難易度と安全性を保証し、選手たちに革新的で劇的なパフォーマンスを実現させます。 足場の利点 足場は柔軟性とカスタマイズ性の高い資材です。足場には支柱や手摺など様々な資材があり、それらを組み立てることで必要に応じて高さや形状を調整できます。この柔軟性とカスタマイズ性は、様々な用途に適した設計を可能にし、イベントの目的に合わせて最適な構造を構築できます。また、構造をカスタマイズするだけではなく、足場自体に色を塗ったり、装飾を施したりすることで、独自のデザイン要素を追加できます。これはブランディングや視覚的な魅力を高めることに役立ちます。...

足場はインテリアにも向いている!足場を活用したインテリアをご紹介します

足場は、建築工事で主に使用されています。ですが、足場は工事現場以外でも利用可能なのです!足場でインテリアをつくることってできるの?難しくないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、今回は足場を使用したインテリアと、インテリアに使用されている足場の種類についてご紹介します! 目次 活用事例 棚 シェルフ ガレージロフト 椅子 キャスター付きテーブル 商品一覧 まとめ 活用事例 棚 出典:Pinterest 支柱とブラケットを使用して組み立てられています。ものを置く台に木を使うことでおしゃれさが増します。 くさび式足場であれば高さを変えることが可能であり、棚の上に置くものに合わせて高さを組み替えられるので、棚を買いなおす必要がありません。 シェルフ 出典:Pinterest くさび式足場の支柱と手摺、踏板の3つが使用されています。 足場は鋼製なので多くはシルバー色ですが、黒に塗装することでシックな家具を簡単に作ることができます。 ガレージロフト 出典:Pinterest 単管パイプでつくられたガレージロフト。ガレージにはデットスペースが生まれてしまうことがあります。そこで、デットスペースを活用するためにロフトをつくることで空間を有効活用することができます。 椅子 出典:LIMIA 単管パイプとクランプを用いて組み立てられた椅子。足場そのものの色がお部屋の雰囲気と合わせて作られています。 キャスター付きテーブル 出典:Pinterest キャスターを机に繋ぎ合わせることで、移動できるテーブルを作ることができます。キャスターは高さを自由に変えることができるため、使用用途に応じて使い方も変えられるというメリットがあります。 商品一覧 上記で紹介したインテリアで使用されている主な足場資材をご紹介します。...

鋼材価格高騰の原因は何が影響している?今後の動向も含めて解説

鉄骨や鉄筋などの鋼材は、建物のマンションや商業施設、物流施設を建設する際に主に使用される資材となっています。鋼材の価格は2020年から大幅な価格高騰を続けて高止まりし続けています。新型コロナウイルス感染症によるパンデミック、ウクライナ危機による国内外のインフレと円安が加速、海外の需要拡大が大きな要因ではあるものの、日本国内の事情も複雑に絡み合って、鋼材価格高騰は建設資材物価や建築価格上昇に反映しています。 目次 鋼材価格高騰の原因 海外情勢による影響 円安による影響 新型コロナウイルスの流行 資源原料不足の影響 鋼材需要の見通し 中古足場の購入はASNOVA市場 まとめ 鋼材価格高騰の原因 2020年初頭の新型コロナウイルス感染症の流行により、鋼材は世界的に需要が低下しました。しかし、経済活動が再開すると、急激な需要回復が発生し、鉄鉱石、原料炭、鉄スクラップなどの原料価格が上昇しました。この原料高は、鋼材メーカーが生産コストを上昇させ、製品価格の値上げにつながりました。 海外情勢による影響 2022年2月24日から始まったロシアのウクライナ侵攻は、世界中の経済に大きな影響を及ぼしています。ロシアはエネルギー大国として知られる一方で、銅、パラジウム、ニッケルなどの金属の生産国でもあります。このため、西欧諸国による経済制裁の影響を受け、エネルギー価格だけでなく、銅価格にも影響が及びました。その結果、銅の国際価格は史上最高値を更新しました。 円安による影響 鋼材価格に影響を与える要因として為替の変動も影響しています。メーカーは為替の変動に大きく左右され、円安の状況は原材料価格の上昇をもたらし、さらに輸入されるエネルギー価格を高めます。これにより、鋼材の製造と輸送にかかるコストが増加し、最終的には資材価格の高騰につながっています。 新型コロナウイルスの流行 2020年初頭から始まった新型コロナウイルスの大流行も、鋼材価格の高騰に寄与しています。多くの国が新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためにロックダウンなどの措置を取り、経済活動が停止しました。この影響により、銅鉱山の供給が滞り銅価格が急上昇、さらに、経済が低迷した後、中国をはじめとする多くの国々で景気が急速に回復しました。 資源原料不足の影響 金属資源の相場上昇と物不足は、日本だけでなく世界中で問題となっています。各メーカーが資源を競合しているため、市場から資源が消える状況が起きました。特に日本では円安が進行しており、日本の高品質な金属合金は海外で非常に人気があり、輸出が活発でした。これにより、銅の需要が一層高まり、価格高騰が進行しました。また、真鍮の主要成分である銅も影響を受けました。したがって、銅が物不足になるか、価格が上昇すると、真鍮の価格も上昇することが避けられません。 鋼材需要の見通し 2023年度第3四半期(10-12月期)の国内鋼材需要量は2,050万トンと予測されています。前年同期比では▲0.6%で横ばいの見通しです。前期の実績に比べると、+1.3%とわずかに増加する見込みです。ただし、中国は景気回復が鈍く、不動産市況の低迷などが国内の需要に影響を与えており、中国および周辺国への影響に警戒が必要です。輸出が主要な要因となるため、先行きには不透明感があり、需要の下振れリスクにも留意する必要があります。  粗鋼生産の推移   2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度...

足場を固定する「ベース」についてご紹介!

「ベース」は足場を組み立てるときに基礎となる部材です。地上に足場を固定する際に用いられます。この記事では、「ベース」の用途や種類についてご紹介します。 目次 ベースとは? ベースの種類 ベースの価格帯 まとめ ベースとは? ベースは建築現場や工事現場において安定した足場を構築するために不可欠な要素です。建地の単管パイプや支柱を固定するなどの目的で使われます。ベースには多くの種類が存在し、それぞれのベースは異なる用途に適しており、足場の安全性と安定性を確保する上で重要な役割を果たすため重要な資材とされています。 ベースの種類 固定ジャッキベース ジャッキベースは、資材の下にあるハンドルを回すことで高さを調節することができ、傾斜地などで足場を設置する際に使用されます。地面の段差や傾斜に対応するため、ジャッキベースを使用することで、安定性の高い足場を構築することが可能となります。 自在ジャッキベース 自在ジャッキベースは、建地の単管・パイプを固定するための可動性のあるベースです。左右に動くことができ、傾いている地形においても柔軟に対応できます。自在ジャッキベースはジャッキ部分が左右に傾斜することが特徴で、屋根や傾斜地での傾いている場所での足場構築に適しています。 固定ベース 固定ベースは、建地の単管・パイプをしっかりと固定するためのベースです。固定ベースは可動性を持っていないため、足場を固定する際に使用されます。 回転ベース 回転ベースは、下屋上の足場を組み立てる際に使用され、建地の下部に設置されます。また、控柱や壁つなぎを設置する際にも使用されます。回転ベースは自在ベースの一種であり、その可動性により、屋根の勾配に合わせた足場の構築や複雑な足場の組み立てに対応できます。 アンダーベース 固定ジャッキベースは単独で使用せずに、「アンダーベース」と言われるプラスチックまたは鉄製の敷版を下に敷いて使用します。アンダーベースをジャッキベースの下に敷くことで、地面にかかる荷重を分散することができるので、足場をより安定させることができます。 下屋用アンダーベース(ルーフベース) 屋根などの傾斜がある場所に足を立てるときに使う敷板です。 建物に傷がつかないよう、耐熱性やクッション性があります。 ラバーベース 強化ゴム製で、裏面に強力な滑り止めリブがついているため、滑り止め、傷防止に使用されます。屋根用としても最適であり、熱による相手側への付着及び汚染性がないことが特徴です。 ジャッキベースの価格帯 ジャッキベースの価格相場は1,500〜3,000円前後です。製品の種類や、防錆効果のあるドブメッキ加工など、加工や材質、認定の有無によって価格が異なります。※価格は目安であり、市場環境及び鋼材価格により変動いたします。 ジャッキベース(新品商品)はこちらから! ジャッキベース(中古商品)はこちらから! ジャッキベース(特価商品)はこちらから! ドブメッキ加工とは...

足場の倒壊の原因と対策について解説!

足場は、建築工事や土木工事において、作業員が安全に作業を行うために欠かせないものです。しかし、強風時には足場が倒壊する危険性があり、重大な事故につながる可能性があります。 本コラムでは、主な足場の倒壊対策について解説します。 目次 足場倒壊の原因 足場の倒壊対策 足場の倒壊対策の重要性 まとめ 1. 足場倒壊の原因 強風による足場倒壊の原因は、以下のとおりです。 足場の強度不足 足場材の接合が不十分であったりすると、足場の強度が不足し、倒壊の原因となります。 足場の組立不良 足場が水平に設置されていなかったり、足場がしっかりと固定されていなかったりすると、足場の安定性が損なわれ、倒壊の原因となります。 風の影響 足場に養生シートが張られていると、風を受ける影響を受けやすくなり、倒壊の原因となります。 2. 足場の倒壊対策 養生シートをたたむ 台風の接近や強風が予想される場合、足場の養生シートを四隅をたたむか、すべて取り外しておくことをおすすめします。養生シートを畳み、骨組みのみの足場となっている場合、風を受ける影響が少ないとされています。もしくは必要な箇所のみ養生シートを張っておき、風の通り道をつくることで倒壊の可能性が低くなります。 壁つなぎを設置する 足場を建物に固定する壁つなぎを設置することで倒壊の可能性を下げることができます。足場の転倒防止には効果的な対策とされています。ですが、建物に穴があく可能性が高いため、敬遠されることもあります。そのため、施主や元請業者の協力が必要な対策となりますが、壁つなぎは設置するのに余分なスペースを作る必要がないため、もっとも合理的な倒壊防止対策となっています。 ※壁つなぎについて「足場材の壁つなぎとは?重要性と設置基準を解説!」にてご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。 3. 足場の倒壊対策の重要性 足場の倒壊は、作業員や近隣住民への重大な事故につながる可能性があります。現場で組み立てた足場は習慣的に点検するなど、現場の安全対策で足場の倒壊リスクを最小限にしましょう。足場施工や施工後の対策として作業手順書を必ず作成し、関係者に徹底する事が重要です。特に転倒防止の為の足場の壁つなぎの方法、解体順序に合わせた足場解体順序を明確にし、足場の壁つなぎ金物の盛り変え等の点検と確認を確実に行いましょう。 また、足場の組立・解体などの作業は資格を持つ業者しか行えないため、足場に上ることや、足場に関する作業は、絶対にしないでください。 【必要資格】 足場の組立て等作業主任者…現場の指揮監督者に必要な国家資格。 足場の組立て等特別教育…現場の作業従事者全員に必要な資格。...

仮囲いとは?仮囲いの役割についてご紹介

工事現場を白やグレーの板で囲んでいるのを街中などで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。工事現場などの周囲を囲う囲いのことを仮囲いといいます。仮囲いには関係者以外の立ち入りを防ぐことや、騒音を減らす役割、工事現場内外の安全対策等、様々な目的がございます。今回は、『仮囲い』の目的や設置基準、種類についてご紹介いたします。 目次 仮囲いとは? 仮囲いの目的 仮囲いの設置基準 仮囲いの種類 まとめ 仮囲いとは? 仮囲いとは、建設現場や資材置き場、工事現場等の防犯や安全を確保するために工事期間中で敷地の境界線に沿って設置される仮の囲いのことをいいます。仮囲いを設置することで関係者以外の立ち入りを防ぎ、盗難の防止や防音、また作業中に発生する粉塵が飛散することを防ぎます。 仮囲いの目的 仮囲いを設置する目的は6つございます。 現場関係者以外の立ち入りを防ぐ 区画外に資材がはみ出すことや粉塵が飛散することを防ぐ 作業音や機械音などの騒音を減らす 市街地など周辺の景観を保つ 通行人の安全を守る 工事現場の盗難被害を防ぐ このように、仮囲いを設置することで多くの目的が果たせます。また、工事現場で働く作業員や、近隣住民、通行人の安全も守られるため、安心して工事を進めることができます。 仮囲いの設置基準 仮囲いの設置基準は建築基準法施行令第136条にて定められています。 木造の建築物で高さが13m若しくは軒の高さが9mを超えるもの又は木造以外の建築物で2以上の階数を有するものについて、建築、修繕、模様替又は除却のための工事(以下この章において「建築工事等」という。)を行う場合においては、工事期間中工事現場の周囲にその地盤面(その地盤面が工事現場の周辺の地盤面より低い場合においては、工事現場の周辺の地盤面)からの高さが1.8m以上の板塀その他これに類する仮囲いを設けなければならない。ただし、これらと同等以上の効力を有する他の囲いがある場合又は工事現場の周辺若しくは工事の状況により危害防止上支障がない場合においては、この限りでない。 (建築基準法施行令第136条の2の20) 一定規模の修繕や解体工事などの工事を行う際には、高さ1.8m以上の仮囲いを設置しなければならないというものです。 仮囲いを設置しなければいけない木造の建築物であれば、高さが13mもしくは地盤面から建築物の屋根を構成する小屋組(屋根)を支える「軒桁」の上端までの高さ(幹高)が9mを超える場合は設置する必要があります。また、木造の建築物以外であれば、2階以上の建築物には設置する必要があります。 ただし、高さが1.8m以上と同等以上の効力を持つ囲いがある場合や、工事現場の周辺もしくは工事の状況により危害防止上支障がないと判断される場合には、設置が不要となります。但し書きの内容については、各自治体の建築指導部局に相談することをおすすめします。 仮囲いの種類 フラットパネル フラットパネルは鋼板を折り曲げて接続できる構造になっており、表面がフラットになっているパネルです。凹凸がないことから工事現場を美しく囲うことができます。また、表面上にあった金具を無くしたことで、外側から金具を外せない構造になっています。これにより、防犯上の問題点が解決されました。加えて、表面がフラットになったことにより、通行人の衣類や身体をひっかける心配がなくなりました。 フラットパネルは、取付方法が簡単で一人で設置することができるため、作業効率があがるというメリットがあります。組み立てと解体が容易で、期間限定の工事現場フェンスとして使用しやすい鋼板材です。また、表面は耐水性に優れていることから錆びることがありません。 キャスターゲート...

建設現場の安全を守る『養生シート』の役割と種類を紹介

建築現場の保護や安全を目的として設置され、足場に必要不可欠な「養生」。養生は、家屋や建物の建設・修繕工事や解体工事をする際に足場に設置されます。この記事では、建築現場の足場で使われている「養生シート」について、種類ごとに役割を解説します。養生シートの重要性を理解し、適切に使用するようにしましょう。 目次 養生シートとは? 養生シートの役割 養生シートの種類 まとめ 養生シートとは? 建設現場で使用される「養生シート」とは、マンションなどの新築や改修工事、家屋の塗装や解体など工事が行われる際に足場全体を覆うシートのことです。養生シートは、作業中の工具や資材の落下対策、塗料や粉塵などの飛散対策、目隠しや近隣への配慮等、安全対策を目的として使用されます。 養生シートの役割 1.塗料や粉塵の飛散防止 建物などの解体や改修時、壁や屋根の塗装を行う際に、粉塵や塗料が作業中に飛散することがあります。そこで、養生シートを設置し作業を行うことで、周囲への影響を最小限に抑えながら作業をすることが可能となります。 2.周囲への騒音対策 解体・改修工事では、コンクリートを壊す作業や建設機械を動かすことが多く、騒音が発生することもあります。工事開始前に近隣住民に工事の周知をおこない、了承を得ているとはいえストレスを与えてしまう可能性もあります。このような事象を抑制するために、養生シートには騒音を軽減する役割も担っています。 3.落下物対策 建設工事を行う際には、工事業者が安全に作業に専念するために足場が設置されます。足場から資材や工具が落下し、作業員が負傷した事故は少なくありません。また、通行人など第三者の身体や財産に損害を与えてしまう大きな事故にも繋がります。このような事故を防止するために、養生シートを設置し足場全体を覆うことで、資材や工具の落下による災害を防ぐことができます。 4.作業員の転落防止 高所作業を行う際は、墜落や転落災害を防止するために、作業床を設置することやフルハーネス型墜落制止用器具(安全帯)の設置などの「墜落防止措置」を取るように厚生労働省により定められています。ですが、墜落や転落による災害が発生しているのが現状です。このような災害を防止するためにも養生シートの設置により、墜落・転落災害を抑制することができます。さらに、近隣への配慮だけではなく作業員の集中力を高める効果も期待できます。また、養生シートの設置につきましては、「墜落防止措置」で定められています。 養生シートの種類 メッシュシート メッシュシートは、名前の通り、網目状のシートのことをいいます。シートには穴が空いているため、風通しがよく夏場でも施工性が高く、塗装現場の場合、塗料の匂いが充満するのを防いでくれます。そのため、風の強い所ではメッシュシートが使用されます。ただし、メッシュシートを取り付けた場合の安全性には気を付ける必要があります。風の強いときには、メッシュシートが足場を崩壊させる原因になってしまうことがあります。網目状になっていることにより風の影響を受けにくいつくりになっているものの、万が一のときに備えた準備も必要です。足場を強化することばかりに目が行きがちですが、メッシュシートの設置に関しても補強するなど、安全確保することが求められています。 一方で、網目状であることから、解体工事の際に出てしまう埃などを通しやすいというデメリットもあります。そのため、周りに家がある場合は使用されません。 防音シート その名の通り、音を防ぐために用いられるシートです。防音効果があるものの、完全に音を防ぐことができる訳ではなく、あくまでも音を軽減する効果があります。主に、解体工事や街中での工事、橋梁工事等で使用されます。特に解体工事では、コンクリートを壊す作業や建設機械を動かすことで騒音が発生します。騒音により周囲に迷惑をかけないよう防音シートを使用することが一般的です。また、防音シートは網目状になっていないことから、上記で紹介したメッシュシートと比較して埃を通しにくいというメリットがあります。 防音パネル パネルタイプの養生シートです。主に大きなビルの解体工事に使用されます。ビル全体がパネルで囲まれた光景を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。建物を囲っているパネルが「防音パネル」です。粉塵や騒音対策としてビル工事では必ず防音パネルが使用されます。 防音パネル(新品商品)はこちらから! 防音パネル(特価商品)はこちらから!   防炎シート 防炎シートは、その名の通り、防炎加工が施されているシートです。鉄筋コンクリートの建物の解体工事で、ガスや電気による遮断を行うときに発生する火花で火事にならないようにするために使用されます。一般的な住宅の解体工事には使用されることはありません。小さな火源に接しても簡単に燃え上がらず、もし着火しても燃え広がりにくい性質を持っています。工事現場や建設現場、水産業など様々な分野で野積みのカバーや目隠しシートとしても使用されます。...

足場の番線とは?使い方をご紹介!

足場の番線とは?使い方をご紹介! 今回のコラムでは、足場材の結束にも使用する「番線」に焦点を当て、その役割やメンテナンスについて詳しくご紹介いたします。 「番線」は建築関係の業者の方はもちろん、家庭でも使用の機会はありますので是非最後までご覧ください! 目次 番線とは? 番線の締め方 番線のメンテナンス・保守 まとめ 番線とは? 番線とは、建設工事現場で足場等の結束に使用する針金に似た消耗品を指します。 番線の由来は、様々な太さの種類を番号で表すことから番線と呼ばれます。 熱処理(焼きなまし、焼鈍と呼ばれる)を施しているため、普通の針金よりも柔らかい特徴を持ち、足場関連の作業下で使用する際に適しています。 番線は、数字が大きいものほど細くなり、現場で主に使われるのは、8番線、10番線、12番線、21番線などです。 緊結・梱包対象などにより太さの使い分けを行い、様々な用途に幅広く使われます。 ▼用途例 8番線 :一般的な工事現場での緊結・結束 10番線:型枠などの緊結 12番線:足場の緊結 21番線:鉄筋の結束 なお、番線は建設工事現場以外でも家庭における使用例があります。 家庭菜園やガーデニング、ワイヤークラフト等の趣味として使用することもあれば、台風対策の結束等にも使用することが出来ます。 多様な場面で使用される番線はホームセンターやWEBサイトから購入が可能です。 番線の締め方 1本締めが基本的な結び方とされています。 番線は1本でも十分に必要な固定を行えます。 1本締めの場合には細い番線では固定がぐらついてしまうことがあるので、太さのあるものを選びましょう。 締め方の具体例は、番線を固定したいものに対してぐるぐると時計回りに2回以上ねじり巻いていきます。長くなった方は番線を専用のカッターで切り、結び目の右手において、シノ(※)に番線を巻きつけます。 ※番線を締めるための専用の工具。一般的にはラチェットレンチの先がシノになっている工具を使用することが多い。 最後は、仕上げる様にシノ本体を撒いていくことで固定が強化されます。...

足場材の壁つなぎとは?重要性と設置基準を解説!

足場材の壁つなぎとは?重要性と設置基準を解説! 足場材の壁つなぎは、足場を建物や壁などに固定する際に利用する部材です。 建物や壁にしっかりと固定された足場は、作業員の安全を確保することができます。 壁つなぎが適切に利用されない場合、足場が傾いたりずれたりすることで、危険な状況や最悪の場合事故に繋がる可能性があります。 利用に当たり、壁つなぎは労働安全衛生規則で設置基準が設けられています。 今回はそんな壁つなぎを解説いたします。 目次 壁つなぎとは? 壁つなぎの重要性 壁つなぎの設置基準 設置の際の注意点 壁つなぎの種類 まとめ 壁つなぎとは? 足場材の壁つなぎは、足場を建物や壁などに固定する際に利用する部材です。 利用ケースとしては、まず壁つなぎを取り付けるために外壁に穴をあけます。 多くの場合、壁の下地にある木造の柱や梁、鉄筋コンクリートの場合は鉄骨やコンクリートにネジまたはアンカーを打ち込むか溶接を行い、そこへ壁つなぎを設置します。 足場の解体時には壁つなぎを取り外し、穴を補修して作業は完了になります。 壁つなぎの重要性 安定性の確保 壁つなぎにより、足場材が壁や建物にしっかりと固定されます。これにより、足場が傾いたり変形することを防止し、高所での作業時に安定した作業環境が整えられます。 正確な壁つなぎの設置により、高所での作業時に作業員が安全に行動できるようになります。 建物の保護 適切な壁つなぎの設置は、建物に対するダメージを最小限に抑えます。 しっかりと固定された足場は建物に無駄な負荷をかけず、作業時の壁面や構造物の傷みを最小限に抑えます。 法規制と規定の遵守 建築現場では足場の設置に関する法規制や規定が定められています。 壁つなぎは法規制に従い、適切な利用を行うことで安全な作業環境を整える役割を担います。 壁つなぎの設置基準 壁つなぎの設置基準については労働安全衛生規則第570条に記載があります。...

鳶職とは?鳶職について徹底解明!

鳶職とは?鳶職について徹底解明! 江戸時代から現代まで、建設業の花形として活躍する鳶職。今回はそんな鳶職について仕事内容や将来性等をご説明いたします! 目次 鳶職とは 鳶職の仕事内容 鳶職に適性のある人の特徴 鳶職への転職に役立つ資格 鳶職の将来性 まとめ 鳶職とは 鳶職という名称は、江戸時代に鳥の「トンビ」にちなんで付けられたとされています。鳶職は文字通り「高所の鳥」として知られ、その仕事の特性から非常に特殊で専門的なスキルが求められます。鳶職の主な役割は、建設現場での鉄骨や鉄筋の組み立て、高所での作業、および建築プロジェクト全般での安全性の確保です。鳶の者、鳶工とも言われるこの職業は、建設業界で非常に重要な役割で花形でもあるのです。 鳶職の仕事内容 足場鳶 鳶職の代表的な職種の1つが足場鳶です。足場鳶は、建設現場などで作業員が使用する足場を組み立てる職人で、安全性や作業効率を高めるために欠かせません。主に以下のような仕事に携わります。 ・一般住宅やビルの建築 ・マンションの大規模修繕 ・住宅リフォーム 鉄骨鳶 マンションやビルをはじめとした大規模な建築物の建設現場において、鉄筋鉄骨を組立、骨組みを設置する事が鉄骨鳶の仕事です。 主に以下のような仕事に携わります。 ・鉄骨の搬入 ・ボルトを使用した鉄骨同士の固定 大規模な建築物において、鉄骨は建物の骨組みを構成する重要な材料です。 また、作業時には大型クレーンや工事用のエレベーターの組立を行う事もあります。 重量鳶 建物の内部や屋上などの定められた場所に、大型機械やインフラ・空調設備をはじめとした重量物の運搬、設置、解体をするのが重量鳶です。 主に以下のような仕事に携わります。 ・工場に大型機器を設置 ・ビルの内部に大規模な電気設備を設置 ・PC板やALC板の取付...

仮設トイレをレンタルするなら?レンタルの手続きやメリットをご紹介!

仮設トイレのレンタルについて 仮設トイレをレンタルするなら?レンタルの手続きやメリットをご紹介! 仮設トイレのレンタルは、様々なイベント運営や工事現場作業において利用される、極めて実用的なサービスとなります。 独特の現場ニーズと便利さをバランスよく満たすためには、仮設トイレのレンタルが最適な選択肢となるケースが数多く存在します。 本記事では、その幅広いメリット、多種多様な仮設トイレの種類、スムーズなレンタル手続きや必要な費用の見積もりなどの具体的かつ詳細な情報をご紹介いたします。 目次 仮設トイレのメリットとは 仮設トイレのレンタル手続きの流れ 仮設トイレのレンタル費用の目安 まとめ 仮設トイレのメリットとは 仮設トイレは、イベント運営や工事現場など一時的なシチュエーションや特定の場所で使用されます。 その魅力的なメリットは様々で、それは利用するケースやシーンにより異なります。 ここでは、仮設トイレのメリットについて具体的にご紹介します。 利便性   仮設トイレは、その随時設置可能な取り扱いやすさがもっとも素晴らしい利点と言えます。 様々な場所、進行状況の中で急激に必要とされる状況、例えば、建設現場での作業進行中、野外フェスティバルやコンサートの開催時、自然災害を受けた地域での支援活動など、常設のトイレが設けられていない所でも、手軽に設置可能な仮設トイレは、利用者にとって快適な環境を提供できます。 豊富な種類   その種類には、すぐに設置できる使い勝手の良さが魅力の「ポータブルトイレ」、長期間の利用に適した「トイレコンテナ」、そして堅牢さを備えた「スタンダードトイレ」の3種類が存在します。 これらの特徴を正確に把握し、自身の目指すイベントの規模や期間、現場の状況に応じて最適な仮設トイレを選択することが、適切な運営を実現する一助となります。 ポータブルトイレの特徴(クリックすると楽天市場へ飛びます) どこにでも設置可能なポータブルトイレ。その名の通り移動が容易で、設置や撤去に手間やコストをかけることなく、イベント会場や工事現場といった様々なシーンで利用できます。その仕組みは単体で完結しており、汲み取りや排水設備が不要なため、設置場所を選ばないというメリットがあります。これによって、フレキシブルな対応が可能となります。 その一方で、ポータブルトイレの容量は限られているため、大規模なイベントや長期間の工事現場では利用人数や時間に制限があります。 つまり、ポータブルトイレには移動の容易さや設置場所を選ばないというメリットがある一方で、容量に制限があるというデメリットが存在します。そのため、イベント運営者や工事現場の責任者の皆様には、それぞれのニーズに合わせた選び方が求められます。それこそが、ポータブルトイレを最大限に活用するためのポイントと言えるでしょう。   トイレコンテナの特徴(クリックすると株式会社HINOへ飛びます) トイレコンテナは、その大容量性が際立っており、長期間に渡る使用や大人数の現場に非常に適しています。 また、もう一つの特徴として清潔感が挙げられます。...

足場業界で使われる専門用語をご紹介!

足場業界で使われる専門用語をご紹介! 足場業界では、専門用語を耳にすることがよくあります。 足場に関連する用語を理解することは、安全な高所作業を行うためには欠かすことが出来ません。以下では、足場用語をご紹介いたします。 アウトリガー 移動式クレーンの安定度を増すために張り出す足。補強の一種。 足場が建物から離れる方向に倒壊しないように、足場の外側に新たに支柱を立て、その支柱と足場とを緊結する補強を目的とする。 アコーディオンゲート 現場開口部に取り付けられる蛇腹状の門扉。伸縮により開閉する。クロスゲート・マルチゲートとも呼ばれる。 目的は、第三者の侵入による不測の災害、資材や工事車両の盗難防止などが挙げられる。 朝顔 道路上などへの落下事故を防ぐために、構造物の側面に設置する傾斜した防護用仮設物。設置には道路占有の申請が必要。 朝顔の高さは歩道のない道路の場合は最下部が路面から5m以上、歩道に面している場合は最下部が路面から4m以上と決められている。 網 ガードフェンス、養生網を指す。 >ガードフェンスの詳細はコチラ。 歩み板 木製又は金属製、アルミ製の足場板。 足場内の作業用ステージ、通路等あらゆる床部分に敷かれている。長さや横幅によって種類が分かれており、これらを組み合わせることで様々な足場に対応可能。 安全帯 高所から落下を防ぐ為に着用する金具付きロープを装着する胴ベルト。 高所作業を行う職人の命綱であり、指定の高さ以上の箇所での作業時には、安全帯を必ず使用しなければならない。 アンチ 作業床。 IE Industrial Engineeringの略称。管理工学、経営工学、産業工学、生産工学の意味。 一間 1818㎜。 犬走り 住宅の軒下外周部分の通路を指す。幅60㎜程度。...

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