足場の需要は右肩上がり!?市場環境の拡大に伴う足場の購入とレンタルの使い分けについて徹底解剖
2023.06.21

足場の需要は右肩上がり!?市場環境の拡大に伴う足場の購入とレンタルの使い分けについて徹底解剖

リフォーム需要の拡大、自然災害の増加による修繕需要の拡大により足場の需要が拡大しています。だからこそ需要に合わせて足場資材を揃えていく必要があります。そこで、今回は足場業界を取り巻く市場環境とレンタルと購入を分けた足場材の運用ノウハウについてまとめました。

 

足場業界を取り巻く市場環境

足場需要の市場は老朽化マンション増加によるマンションリフォーム需要の増加、中古住宅への関心や国のバックアップによる住宅リフォーム需要の増加、そして自然災害による復興、復旧のための足場需要の増加により、年々増加しています。

■老朽化マンションの増加

高経年マンションの増加は大きな社会課題となっています。築40年以上の分譲マンションストック戸数は10年後には現在の約2.2倍の249.1万戸、20年後には約3.7倍の425.3万戸に増加すると予測され、高経年マンションは共有部分である外壁等の劣化、鉄筋の露出・腐食、給排水管の老朽化といった生命・財産に影響する問題を抱えています。老朽化したマンションは、長期修繕計画に基づいて12年周期で修繕が行われるため、リフォーム市場の拡大が見込まれています。

■住宅リフォーム需要の増加

新築住宅着工件数は移動世帯の減少や平均築年数が伸びていることにより減少傾向となっています。ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛やテレワークの普及により住宅への関心が高まったこと、国のバックアップにより中古住宅への関心が高まり、住宅リフォームの市場規模は拡大傾向にあります。


出典:経済産業省「住宅・リフォーム業界を巡る 現状と社会環境の変化」

 

出典:矢野経済研究所:住宅リフォーム市場に関する調査を実施(2021年)

■自然災害の増加

最後に自然災害の増加についてです。
自然災害は地球温暖化などの気候変動による影響から、自然災害の発生頻度は増加しており、さらに建物の老朽化により被害は大きくなっています。災害後の復興・復旧、建物の老朽化対策のために、これからますます足場が必要とされています。

出典:国土交通省「国土交通白書2022」

 生活環境の変化によるリフォーム需要の増加や地球温暖化の影響による自然災害の増加により、足場の需要は高まっていることから、自社で管理して保有する場合とレンタルを利用する場合をしっかり把握しておく必要があります。

 

足場材の購入とレンタルを運用するノウハウ

足場材を購入とレンタルで運用している企業は多いのではないでしょうか。自社で抱える案件数や市場環境を予測し、使いわける必要があります。

▼購入のメリット

  •  足場材の状態を自分の目で確認できる

足場材をレンタルする場合、足場材を受け取ってから状態を確認することが多く、受け取った足場材に欠陥が生じていることも稀にあり、安全に使えるか多少の不安があるかもしれません。
一方で、足場材を購入する場合、新材では特に気にする必要がありません。ですが、中古材を購入する場合、足場材の状態を自分の目できちんと確認した上で購入できるため、レンタル材よりも安全性を高めることができます。

  • 長期的なコストを抑えられる

足場材をレンタルする際、足場材の手配に関する手間や運搬するための交通費やガソリン代等の出費がかかってきます。また、レンタルした足場が万が一破損した場合、それに伴う費用がかかります。しかし、足場材を購入してしまえば、その足場材が破損しない限り追加費用はかからないので、レンタルのように出費を重ねる必要がありません。

▼購入のデメリット

  • 初期費用が高い

足場材を購入する最大のデメリットでもあります。足場材は決して安価なものではないことに加え、不足の事態に備えてある程度資材の量を確保しなければなりません。そのため一度にかかる費用が非常に高くなります。

  • 足場材の保管場所を確保しなければならない

先ほど述べたように、足場材を購入する場合、ある程度の資材を確保する必要があります。そのため、足場材を保管するためのスペースも確保しなければなりません。また、大量の足場材と大きな保管スペースを管理しなければならない人員の確保も必要となり、人件費を含めた固定費の負担がデメリットの一つでもあります。

▼レンタルのメリット

  • 足場材を購入するより安価である

足場材を購入する場合、施工規模によっては大量の足場材を購入しなければなりません。一方でレンタルは、必要な時に・必要な分だけ借りれるため、足場材を確保する1回当たりの費用が、足場材を購入する場合より安価になります。ですが、複数回や長期的にレンタルする場合、購入よりも高くなってしまう場合もあります。

  • 足場材の保管場所を確保する必要がない

足場材を購入せずレンタルのみする場合、必要な時に借りて、不要な時に返せばいいので、足場材を保管する場所を確保する必要がありません。また、レンタルする場合、それらを管理(検収)するための人員を確保する必要もありません。

▼レンタルのデメリット

  • 利用料金にレンタル会社で差がある

足場材をレンタルしている企業は全国にありますが、レンタル会社の規模や取引できる足場材の量は、同じではありません。そのため、企業によって足場材の利用料金に差が生じます。利用料金が相場金額の範囲内であれば問題ありませんが、相場金額を大きく上回る企業や、足場材を購入するよりも高い金額でレンタルをする企業も中には存在します。そのため、余計な費用を足場材に割いてしまう可能性があります。

  • 足場材の使用に神経を削らなければならない

レンタルした足場材は、汚したり傷つけたりしないように丁寧に扱う必要があります。万が一足場材を使用した後に、欠陥や破損箇所が見つかった場合、レンタル時の金額に加算して料金を請求される場合があります。このようなことから、レンタルした足場材の取り扱いには気を使わなければなりません。

 

このようなことから、足場の購入は長期的には足場材にかける費用をレンタルより抑えることができる場合があります。また、購入した足場材は自社の所有物となるので、返却期限のような不安要素に駆られることもなく、落ち着いて作業に取り組むことができます。また、レンタルは、足場を借りている期間は継続的に支払う必要がありますが、自社の規模に合わせてレンタルを利用することをおすすめします。

 

現在の市場環境では、足場の需要は今後も高まっていくと予測されていますが、市場環境も変動していくためしっかり今後の需要を判断したほうがいいでしょう。

 まとめ

足場材の購入とレンタルそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。会社の現場や現場状況などを鑑みて、足場材を利用する期間を明確にした上で、レンタルをするのか購入するのかを決めると良いでしょう。

 

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