くさび式足場材とは?DIYで使う4つの部材と役割を紹介

くさび式足場材とは?DIYで使う4つの部材と役割を紹介

足場材DIY 基礎編

くさび式足場材とは?DIYで使った主な部材と役割を紹介

ASNOVA市場の足場材DIYシリーズで使っている「くさび緊結式足場」。今回は、DIYで実際に登場した主な部材と、それぞれの役割を紹介します。

ASNOVA市場ではこれまで、足場材を使ってベンチ、大型作業台、4段シェルフ、タイヤラックを製作してきました。

どれも使っているのは、もともと建設現場などで使われている「くさび緊結式足場」の部材です。

そもそも、どんな部材を組み合わせている?

完成した姿だけでは分かりにくい、足場材DIYの「材料」に注目して見ていきます。

今回は、足場材DIYシリーズをより分かりやすく見るために、使用している「くさび緊結式足場」の基本と、DIYで登場する主な部材について紹介します。

そもそも「くさび緊結式足場」とは?

くさび緊結式足場とは、支柱に設けられた緊結部(くさび受け)に手すりなどの部材を差し込み、くさびで固定して組み立てる足場です。

ボルトやナットで部材同士を締め付けるのではなく、くさびを使って部材を緊結する構造になっています。

建設現場では、支柱、手すり、踏板など複数の部材を組み合わせて足場を構成します。

ASNOVA市場のDIYシリーズでは、この仕組みを利用して、建設現場の足場とは異なる形に部材を組み合わせています。

DIYシリーズで使用しているのは「Aタイプ」

くさび緊結式足場には複数のタイプがあり、すべて同じ規格の部材が使われているわけではありません。

くさび緊結式足場の主なタイプ

・キャッチャータイプ(Aタイプ)

・ビケタイプ(Bタイプ)

・セブン足場・三共タイプ(Cタイプ)

タイプによって部材寸法や緊結部の形状などに違いがあります。

ASNOVA市場の取扱製品はAタイプです

ASNOVA市場で取り扱っているくさび緊結式足場は、キャッチャータイプ(Aタイプ)です。足場材DIYシリーズでも、ASNOVA市場で販売しているAタイプの部材を使用しています。

Aタイプでは、支柱のくさびポケットが450mm間隔で設けられています。

タイプの異なる足場材には互換性がないものがあるため、購入するときには使用する足場材のタイプを確認することが重要です。

※ASNOVA市場では、Bタイプ・Cタイプのくさび緊結式足場は取り扱っていません。

足場材DIYで登場する主な部材

ここからは、足場材DIYシリーズで実際に登場する主な部材を見ていきます。

完成したベンチや棚を見るだけでは分かりにくいですが、それぞれ役割の異なる部材を組み合わせて形を作っています。

支柱|縦方向の骨組みになる部材

まず基本になるのが「支柱」です。

くさび緊結式足場の縦方向を構成する部材で、支柱には一定間隔で緊結部が設けられています。

この緊結部に横方向の部材などを取り付けることで、骨組みを作っていきます。

DIYシリーズでも、ベンチ、作業台、4段シェルフ、タイヤラックなどの縦方向の骨組みに支柱を使用しています。

手すりなどの横方向の部材|支柱同士をつなぐ

支柱を立てただけでは、ベンチや棚の形にはなりません。

そこで、支柱同士を横方向につなぐ部材を組み合わせます。

くさび部分を支柱の緊結部へ差し込んで固定することで、支柱と横方向の部材をつないでいきます。

DIYシリーズでも、この組み合わせによってベンチや作業台、棚などのフレームを作っています。

踏板|足場では作業床、DIYでは座面や棚にも

「踏板」は、本来、足場の作業床を構成する部材です。

ASNOVA市場のDIYシリーズでは、その踏板を別の用途にも使用しています。

ベンチ:座面として使用

大型作業台:天板として使用

4段シェルフ:収納棚として使用

タイヤラック:収納棚として使用

同じ足場部材でも、組み合わせ方によって役割を変えられることが分かりやすい部材のひとつです。

パイプジャッキ|脚元の高さを調整する

DIYシリーズの脚部で使用しているのが「パイプジャッキ」です。

脚元に使用し、それぞれのジャッキで高さを調整できます。

例えば、床や地面にわずかな勾配や凹凸がある場合でも、脚ごとに細かな高さ調整ができます。

DIYシリーズでは、完成した物を設置するときの脚部として使用しています。

部材を組み合わせると、こんな形になる

支柱、横方向の部材、踏板、パイプジャッキ。それぞれ単体では建設現場などで使われる足場材ですが、組み合わせ方を変えることで、さまざまな形を作ることができます。

ASNOVA市場では、これまでにベンチ、大型作業台、4段シェルフ、タイヤラックの4作品を実際に製作しました。

第1弾:踏板を座面にしたベンチ

第2弾:踏板4枚を天板にした大型作業台

第3弾:メッシュ踏板を4段配置したシェルフ

第4弾:タイヤ収納とメッシュ棚を組み合わせたタイヤラック

4作品のサイズや構成、それぞれの詳しい製作例については、足場材DIYのまとめ記事で紹介しています。

足場材DIYをする前に確認しておきたいこと

足場材は、もともと建設現場などで使用される仮設資材です。

DIYで使用する場合も、単に「組み合わせられるから使える」と判断するのではなく、使用する部材や設置条件を確認する必要があります。

確認しておきたいポイント

  • 使用する足場材のタイプを確認する
  • タイプの異なる部材の互換性を確認する
  • 足場材の重量と完成品の耐荷重を混同しない
  • 載せる物の重量・重心・配置を確認する
  • 地面や床など設置場所の状態を確認する
  • 屋外・半屋外では風や転倒のリスクも考慮する

ASNOVA市場のDIYシリーズで耐荷重を明記していない製作物については、製品としての耐荷重試験を実施したものではありません。

実際に使用する場合は、載せる物の重量、重心、配置、地面の状態、設置場所などを確認してください。

屋外・半屋外で使用する場合は、風や設置場所の条件も考慮し、必要に応じて転倒防止などの対策を行ってください。

「何を作るか」の前に、「何を組み合わせているか」を知る

ASNOVA市場の足場材DIYで使っているのは、キャッチャータイプ(Aタイプ)のくさび緊結式足場です。

完成したベンチや作業台、シェルフ、タイヤラックはそれぞれ形も用途も違いますが、基本となっているのは、支柱や横方向の部材、踏板、パイプジャッキといった足場部材の組み合わせです。

足場材DIY

部材の役割が分かると、DIYの構造も見えてくる。

それぞれの部材がどんな役割を持っているのか分かると、足場材DIYシリーズの構造も理解しやすくなります。

くさび緊結式足場そのものの仕組みや特徴について詳しく知りたい方は、ASNOVA市場の基礎解説記事もご覧ください。

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